スピーチ冒頭の「言い訳」は、聞き手を敵に回すNGワード
スピーチで絶対に言ってはならないNGワード。などと言うと、少々大げさに聞こえるかもしれませんが、これ、
意外に口にしてしまう人が多いワードなので要注意です。
先に答えをお伝えすると、
NGワード = 言い訳 です。
中でも、とりわけNGな「スピーチの3大言い訳」が、この3つ。
「準備不足」「緊張」「メモ・原稿」まず、大前提として…
スピーチする側の「言い訳」には、スピーチを聞く側にとって、欲しい情報・必要な情報・ためになる情報、それらが一切、入っていません。このことを踏まえた上で、「準備不足」「緊張」「メモ・原稿」それぞれの言い訳がなぜNGなのか、1つずつ見ていきます。
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スピーチを原稿に頼りすぎてませんか
「読む」と「話す」は、似て非なるもの
あなたはスピーチを控えています。そして、失敗できないという気持ちは、完璧な原稿を用意しておくことで和らいだりします。
しかし、これが大失敗のもとになることもあるんですね。人の記憶力は、無情にも年齢とともに失われていきますから・・・
さあ、朝礼。あなたが話す番です。
始まる前に何度も原稿を思い出しては、頭の中で唱えていました。出だし順調です。ところが・・・
突然、頭が真っ白に。
【あがり症克服】スピーチ・話し方トレーニング3 ~完璧な原稿作りは超危険1~の続きを読む »»
スピーチには原稿でなくメモを用意する
「原稿に頼るな=事前準備しない」とは違います
前のページでご紹介した「完璧な事前準備=完璧な原稿作りではない」を勘違いして、
「じゃあ、ぶっつけ本番。当たって砕けろ!」ってことだな。
・・・
言うまでもなく、これは無謀。きっと見事に砕けます。大きな勘違いをして臨んだそのスピーチは、おそらくあなた史上に残る、伝説のスピーチとなるでしょう。
スピーチを原稿に頼りすぎた場合の話し方の欠点
- 「話し言葉」と「原稿」は根本的に言葉づかいが異なる。
- 間違って話を飛ばしてしまった時に流れを変えられない。
- 読み飛ばしならともかく、完全に真っ白になってしまった時に修復不能に陥る。
- 「話す」でなく「読む」に近いので、感情がこもらない。
- 相手の反応が見えない。見ようとしない。
- 一度原稿に頼りすぎると、以降、原稿がないと不安になり、一向にスピーチが上達しない。
つまり・・・
【あがり症克服】スピーチ・話し方トレーニング4 ~完璧な原稿作りは超危険2~の続きを読む »»