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【朝礼ネタ】時間管理のマトリックスとは? 『7つの習慣』より(スピーチ実例つき)
今回の朝礼ネタは「時間管理のマトリックス」。全世界で3000万部以上読まれている大ベストセラー『7つの習慣』。
その『7つの習慣』の内の第三の習慣「最重要事項を優先する」で紹介されている「時間管理のマトリックス」。
『7つの習慣』に詳しい方はもちろん、ご存知ない方も、もしかしたらどこかで見聞きしたことがあるかもしれません、この図。
右の図は「時間管理のマトリックス」を極々簡略化したもの。もう少し分かりやすい図はこちら。
何となく、見たことありませんか?
【図解】時間管理のマトリックス
時間管理のマトリックス。こちらがその図解。
まずは、じっくりとご覧になってみてください。
筆者自作の図につき、少々アレンジしている箇所もありますが、大よそこんな感じ。
4つの領域にそれぞれ3つずつ具体例を挙げていますが、当然、具体例は挙げればキリがありません。
今回の朝礼ネタでは、この「時間管理のマトリックス」に関する逸話を紹介したいと思うのですが、その前に、
「7つの習慣の7つって何だっけ?」というあなたは、先にこちらの記事をご覧頂くと、簡単におさらいできると思います。
【朝礼ネタ】「7つの習慣」が7秒で分かる ~『7つの習慣』と『完訳 7つの習慣』の違い~「時間管理のマトリックス」の活用法
そもそも「時間管理のマトリックス」とは、図の通り、日々の行動を「緊急」と「重要」に従って、
第一領域 「必須:緊急性も重要性も高い」
第二領域 「価値:緊急性は低いが重要性は高い」
第三領域 「錯覚:緊急性は高いが重要性は低い」
第四領域 「無駄:緊急性も重要性も低い」の4つに区分したもの。
ただし、単に区分して「はい終了」というものではなく、いかに「第〇領域」に充てる時間を意識的に増やしていくかが、その主たる目的となります。さて、〇に入る数字はいくつでしょう?
・・・
では、1つ質問です。
あなたにとって「緊急」と「重要」。どちらが優先事項ですか?ビジネスマンとして「緊急」はつきもの。対処しなければトラブルに直結しかねません。
そうした日常をベースに考えると、「どちらが優先?」という二択は意外に難しいかもしれませんね。
でも、
「緊急」=「今すぐやらなければならないこと」
「重要」=「あなたにとって何より大切なこと」
「達成感」や「充実感」を得られるのは、どちらですか?と、質問を変えれば、答えは「一択」に絞られると思います。
そもそも『7つの習慣』は、ビジネス書籍の印象が強いかもしれませんが、公私の分け隔てなく人生のあらゆる場面において活用できる「人格そのものの形成」を目的としています。
つまり、時間管理のマトリックスは、
いかに「第二領域」(緊急性は低いが重要性は高い)に充てる時間を増やすことで、人生を公私ともに充実させるかを説いているというわけです。
▼ご参考
フランクリン・プランナーは、予定を書き込むだけの手帳とは違い、正に『第二領域』を具現化するツールとして、多くのビジネスマンに愛用されています。
【朝礼スピーチ実例】時間管理のマトリックス おそらくあなたも
実際、「時間管理のマトリックス」に基づいて1日を振り返ると、多くの人が「第三領域」(緊急性は高いが重要性は低い)に多くの時間を費やしているそうです。
特に、「忙しい!」が口癖の人。残業が当たり前になっている人。
第三領域のことを「錯覚」と呼ぶ。実に言い得て妙です。
そんなあなたに質問です。
「1日が25時間あったら、増えた1時間で何をしますか?」・・・
・・・
この質問に対する答え。
真剣に考えれば考えるほど、そのほとんどが「第二領域」に入ってくるそうです。
要するに「自分にとって重要なこと」は、普段からみんな分かってるわけですね。
あとは、その「重要なこと」に実際に時間を割いているか否かの「差」だけ。
【朝礼スピーチ実例】1日が25時間あったら「増えた1時間」何しますか?
(実際の朝礼ネタとして、「そのまま」使えるスピーチ例です)
この「差」が、人生における充実感の「差」に直結するものだとすれば、1日ほんの15分でもいいから意識的に割きたいものです。
朝礼スピーチ実例でも触れました通り、
15分という時間は1日のわずか1%程度。この位なら何とかなりそうですね。って話です。
以上、「時間管理のマトリックス」の図解とその目的でした。
人に偉そうに話す前に、まずは自分(筆者含む)の時間管理からですねー。
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