「思い続けるって大事です」
「思うは招く」
考えたんです。夢って何だろう?って。できそうな夢しか見ちゃダメなんでしょうか?
でもできるかできないかは、いったい誰が決めるんだろうって思いました。やってみなきゃわかんないはずなのに、やったこともない人が決めるのは変じゃないのかなと思いました。
そして僕は、今できないことを追いかけることが、夢っていうんじゃないのかなって思ったんです。
「どーせ無理」という言葉がおそろしい言葉なんだと思いました。これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。
でもとっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もしなくて済んでしまうから、とっても楽チンになれる恐ろしい言葉でもあるんです。
人間は生きていくためにはどうしても自信が必要なんです。
だから自信を無くしてしまった人の中には、お金で自信を買うようになって身を飾るようになったり、またそれを自慢しなくてはいけなくなったり、そのためにひとを見下さなければいけなくなってしまったり、また他の人ががんばったら困るから努力を邪魔するようになってしまう人もいるんです。
こういう人がみなさんの身のまわりにも、もしかしたらいるかもしれません。でも、その人たちは自信をなくしてしまったかわいそうな人たちなんです。その人たちが自分の自信を守りたくってしょうがなく他のひとの自信を奪ってしまってるのかもしれません。
人は、足りないから助け合うことができるんです。
足りてたらひとの助けなんか必要ないじゃないですか。人は足りないから助け合えるんです。だから足りないことをバカにしちゃいけないんです。恥ずかしいって思う必要もないんです。
大事なことは、自分は何やっても中途半端だなぁだなんて、自分を責める必要なんかまったくなかったんです。実は中途半端っちゅうのは、何もしないよりも何もできないよりも、全然いいんです。ちょっとできてるだけマシなんです。足りない自分をマイナスに思う必要なく、一生懸命できることをすればよかったんです。
僕は信じてるんです。「どーせ無理」をなくせばいい社会が来ると思ってます。
失敗をマイナスだと思っている大人がたくさんいたからなんです。
その人たちがみんなの可能性と自信を奪ってきたんです。
みなさんも思い出してみてください。
小さい頃はボタンがあったら押してみたかったんです。ハンドルがあったら回してみたかったんです。そして余計なことすんじゃないって怒られるもんだったんです。
実は生まれたときから諦め方を知ってる人間なんてこの世にひとりもいないんです。みなさんは全員、諦め方を知らないで輝いて生まれてきたんです。
失敗した自分を、逃げた自分を、諦めた自分を、責めないでください。へこまないでください。そんなことする必要ないです。
でもこんなとき、自分の心の中は苦しいとか、つらいとか、申し訳ないとか、くやしいとか、悲しいとか、恥ずかしいが、ぐるんぐるんして大変なことになるんです。
でもこれがぐるんぐるんしてる最中は「ただいま成長中!」って言えばいいんです。そしたらぷりっとひと皮むけるんです。だからぜひね「成長中!」って言ってみてください。
これから先僕らがやってくべきことは、できない理由を探すことではありません。できる理由を考えることです。
ただそれだけで世界はきっと、あっというまに良くなるんです。
最後にこのひと言があれば、どんな夢でも叶っちゃうよって言葉をプレゼントして終わりにしたいと思います。
それは「だったらこうしてみたら?で夢は叶う」なんです。考えてみてください。自分の夢を誰かに喋ったときに、「いや、それ無理だわ~」って言われたら、元気なんかなくなります。
でも「だったらこうしてみたら?こないだ本屋にこんな本売ってたよ」「こないだテレビでこんな番組やってたよ」って言われたら、もっと元気がわくじゃないですか。その方が絶対楽しいです。
だからお互いに夢を喋って、お互いに「だったらこうしてみたら?」って言ってたら全員の夢が叶ってしまいます。全員有名人になっちゃいます。素晴らしいですね。
だからぜひ、この「だったらこうしてみたら?」が世界中ではやったらいいなぁって、そしたら「どーぜ無理」がなくなると思ってますので、ぜひみんなで、「だったらこうしてみたら?」をはやらせていきたいと思います。
それがきっと僕たちが出逢えた意味かもしれませんから。
TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、ニューヨーク市に本部があるLLC(有限責任会社)。カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。【 ウィキペディア「TED」より 】
コメントフォーム