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スピーチを原稿に頼りすぎてませんか
「読む」と「話す」は、似て非なるもの
あなたはスピーチを控えています。そして、失敗できないという気持ちは、完璧な原稿を用意しておくことで和らいだりします。
しかし、これが大失敗のもとになることもあるんですね。人の記憶力は、無情にも年齢とともに失われていきますから・・・
さあ、朝礼。あなたが話す番です。
始まる前に何度も原稿を思い出しては、頭の中で唱えていました。出だし順調です。ところが・・・
突然、頭が真っ白に。
一字一句をしっかりと記憶していたあなたは、その「一字」「一句」を見失うことで、すべてが見えなくなり、もうパニックです。
目が泳ぎ出しました。沈黙の数秒間が、数時間にも感じられます。気まずいなんて言葉では片付けようのない無情な時が、ただただ過ぎていきます。
さらに追い打ちをかけるように、みんなの視線が突き刺さり、今スコップを手渡されたら、間違いなくその場に穴を掘って入ってしまいそうな勢いのあなた。
もうこの状況で記憶した原稿を思い出せるはずもありません。
逆に、この状況で普通に思い出せるほどの余裕があれば、そもそも、原稿に頼り切ったスピーチなどしてなかったでしょう。
・・・
さて、こんな経験をされたことがある方は、涙が出るくらい共感頂けたかなと思いますが、ここに登場した「あなた」は「私」です。正直思い出したくもない、私自身の実体験です。
少し話が逸れますが、
頭が真っ白になった時の対処法については、こちらで詳しく触れていますので、お時間があれば後程ご覧頂ければと思います。
【緊急事態】 スピーチの途中で突然頭が真っ白になった時の対処法 その1
あがり症は「病気」じゃなくて「トラウマ」!?
こうした失敗経験がひどいトラウマとなり、ますますスピーチや人前での話を避けるようになってしまう。でも、あなた自身が一番よくわかっているはずです。
「自分は決して病気なんかじゃない」と。
何より、真面目な人ほど完璧な事前準備を行おうとします。これが、失敗の元凶になるとも気付かずに。
スピーチ・話し方トレーニング3。ここでは、私の失敗をお披露目しただけの内容になってしまい、大変恐縮ですが・・・
「完璧な事前準備=完璧な原稿作り」ではないということを、軽く認識していただければOKです。
次は、スピーチ・話し方トレーニング4 ~完璧な原稿作りは超危険2~ です。
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今ご覧頂きました『【あがり症克服】スピーチ・話し方トレーニング3 ~完璧な原稿作りは超危険1~』が、お役に立ちましたら、ぜひシェアをお願いします。
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
ビジネスマナーの話し方さん
コメントありがとうございます。
貴サイトおじゃまいたしました。
特に今の時期、新入社員の強い味方ですね。
また遊びに行かせて頂きます。