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【スピーチのコツ】スピーチで絶対に言ってはならないNGワード ~「スピーチの3大言い訳」とは?~

読了までの目安時間:約 6分

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スピーチ冒頭の「言い訳」は、聞き手を敵に回すNGワード


スピーチスピーチで絶対に言ってはならないNGワード。

などと言うと、少々大げさに聞こえるかもしれませんが、これ、
意外に口にしてしまう人が多いワードなので要注意です。

先に答えをお伝えすると、NGワード = 言い訳 です。

中でも、とりわけNGな「スピーチの3大言い訳」が、この3つ。

「準備不足」「緊張」「メモ・原稿」

まず、大前提として…

スピーチする側の「言い訳」には、スピーチを聞く側にとって、欲しい情報・必要な情報・ためになる情報、それらが一切、入っていません。

このことを踏まえた上で、「準備不足」「緊張」「メモ・原稿」それぞれの言い訳がなぜNGなのか、1つずつ見ていきます。





スピーチの言い訳その1『準備不足』


「昨晩遅くまで残業してまして、スピーチのネタを考える時間がほとんど取れなかったので…」

 ⇒ 残業を労ってほしいのでしょうか?
 ⇒ 昨日じゃなくて、もう少し前から考えておけばいいだけの話じゃね?

「正直準備不足で、上手く話せるか不安なのですが…」

 ⇒ 正直に言えば何でも許されるとお思いですか?聞いてるこちらまで不安になります。
 ⇒ 上手く話せなかった時に「ねっ、準備不足って言ったでしょ」とでも言いたいのか?

スピーチの言い訳その2『緊張』


「今、すごく緊張していまして、上手く話せないかもしれませんが…」

 ⇒ 正直、聞き手にはどうでもいい。早く話せ。
 ⇒ 「私、緊張してます」宣言をすれば、余計に緊張するのが普通の人間。

「私、人前ですごくあがってしまう性格なものですから…」

 ⇒ だから聞き手にどうしろと?
 ⇒ あなたの性格など誰も聞いてません。スピーチを聞くために集まってるんです。

スピーチの言い訳その3『メモ・原稿』


「しっかり覚えたつもりでも、人前に出ると頭が真っ白になってしまうので、
 メモを見ながらお話させて頂きます。」


 ⇒ 覚えたつもりって何?それ「しっかり」とは言いません。
 ⇒ それって、わざわざ宣言する必要ある?

「今日のためにしっかりと原稿を用意してたんですが、どうしても覚えられなかったので…」

 ⇒ 自分の記憶力の無さをわざわざお披露目してどうする?
 ⇒ しっかりと用意した原稿を読む以上は、相当立派なスピーチなんだよね?

・・・

ありがちな言い訳に対し、聞き手の受ける印象を、少々辛口気味に綴ってみましたが、
近からずも遠からずな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

自分では「言い訳する」という意識がなくても、つい無自覚に発してしまう、この「NGワード」。
聞き手の聞く気が、一気に消え失せる、ある意味魔法の言葉とも言えます。

「準備不足」「緊張」はやはりNG 「メモ・原稿」は状況によりOK


スピーチの冒頭、「準備不足」や「緊張」を前置きすることが、いかに逆効果であるかは、
前述の例の通りです。

朝礼スピーチに限らず、会議での発表、客先でのプレゼン、結婚式での祝辞等々、
突然のご指名でしゃべる場合を除けば、「人前で話す時」共通のNGワードと言えます。

ただ、「メモ・原稿」は少し違います。

少なくとも、メモや原稿を用意した人=準備した人です。
メモや原稿を用意すること自体はNGでも何でもなく、すばらしい心構えです。
更に、スピーチ中にそのメモや原稿を見ること自体も、NGでも何でもありません。

では、何がNGなのか?

覚えられなかったから、メモを見る。
人の目を見て話すと声が震えてしまうので、原稿だけを見ながら話す。

↑これらはつまり、

「メモや原稿を使うこと」がNGなのではなく、
「メモや原稿を使う理由」がNGなんです。


これが例えば、

“今日はどうしてもお伝えしたいことが5つあります。
 箇条書きにまとめてきましたので、ちょっとメモを失礼させて頂きます。”

“どこまで話しましたっけ? 夢中で話してたら突然頭が真っ白になってしましました。
 すみません、ちょっとメモを失礼しますね。” 

と、メモを取り出したらどうでしょう?

単なる「準備不足」や「緊張」の言い訳のために登場した「メモ・原稿」と、
聞こえ方や意味合い、随分と違いませんか?

スピーチ途中のトラブルは誰にでもあること


スピーチ本番中のミスやトラブルは、誰にでも起こり得ます。
ただ、誰にでも起こり得る以上、多くの方が同情もしてくれます。

スピーチ最中に突然、頭が真っ白に…

その緊急事態とも言える状況で、しっかりとメモを活用し自ら軌道修正できれば、
それを悪く言う人などいないはず。
むしろ、その臨機応変、用意周到な行動を評価してくれる人だっているはずです。

【緊急事態】 スピーチの途中で突然頭が真っ白になった時の対処法(参考記事)

スピーチ中のトラブルは誰にでも起こり得ると言いました通り、
話のプロの方でも、「メモ」はとても大事にしているそうです。

スピーチの標準は3分。
普通の人が、他人の話を集中して聞いていられる限界が3分なんだそうです。
大事な3分、つかみの数十秒で「言い訳」が登場すると、限界時間が急激に短縮されることは、
いまさら言うまでもありませんね。


 

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