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【色覚テスト】「あなたの色彩感覚」がすぐに分かる話題のゲーム感覚テストサイト
今回のネタは「色覚テスト」。以前は、小学校で4年生を対象に実施されていた色覚検査。
覚えている方も多いと思います。
日常生活に支障のない色覚であっても、検査結果に異常が認められた児童が差別的に見られる懸念があるなどの声もあり、
平成15年(2003年)に定期健康診断の必須項目から削除された色覚検査。
・・・
と、前置きはこの位にして、話題の「色覚テスト」を紹介します。
アカウント登録や認証など、面倒な操作は一切不要で、ゲーム感覚ですぐにテストできますので、ぜひチャレンジしてみてください。
色覚テスト(目のテスト) ~では、実際にチャレンジ!~
実際にサイトをご覧頂くと直感的に分かると思いますので、ここではごく簡単に説明します。
まず最初の画面。
画面下の方に目を移すと、こんな説明書き。
あなたの色覚をテスト
1. 他のボックスに比べて異なる色のボックスをクリックします。
2. 最初のボックスをクリックすると、テストが開始します。
3. それぞれの回で15秒考える時間があります。
4. 間違ったボックスをクリックすると、3秒マイナスされます。
上の画像(最初の画面)の通り、最初はボックス4つからスタート。
正解のボックス(他のボックスと色の異なるボックス)をクリック・タップすると、次の問題へ。問題が進むごとに、色が変わったりボックスの数が増えたりと、難易度が徐々に上がっていきます。
・・・
説明の通り、
1問15秒で正解のボックスをクリック・タップできなかった時点でテスト終了。テスト結果は、このような「動物を用いたレベル」で表示されます。
・・・
さっそく筆者も挑戦。
なかなか満足な結果が出ました。「タカ」です。
あらかじめ表示されている最高レベルは「タカ」。
ですが、それ以上のレベルが存在するとの情報を見かけたので、
目がショボショボするまで、頑張ってみました。
おっ、出ました!「ロボット」。
モザイクかけたら、完全にウサギだな…。
ぜひ、あなたの「目」でお確かめください。
色覚テスト(目のテスト)スタート朝礼ネタ・会話ネタとしての「色覚」
上のリンクから「目のテスト」サイトに遷移された方は、おそらくコチラのページには戻って来られないかなと…。
ですので、わざわざ、ココまでお読み頂いたあなたに、ささやかではありますが、豆知識を少しご紹介させて頂きます。
・・・
今回ご紹介した「目のテスト」。実際には「色覚テスト」というより、「色の濃淡を見分けるテスト」といった方が正しいのかもしれません。ですが、やってみると分かる通り、人によってはハマります。
しかし、本来の色覚テスト(色覚検査)と言えば、やはりコレ ⇒
石原式色覚異常検査表(陸軍軍医 石原忍氏考案)。一般的には「石原表」と呼ばれています。
「あっ、色覚と言えばコレコレ!」と何となく懐かしいものを見るかのような目でご確認頂けた方も多いと思いますが、名前までご存知だった方は、案外少数派ではないでしょうか?
実際、この「石原表」を用いた検査結果については、こちらのサイトがとても参考になりますので、お時間があれば合わせてご覧ください。
mediche「色神(色覚検査) - 赤・緑・青の見え方が異なる眼の状態」・・・
冒頭触れました通り、色覚検査を幼少時に行わなくなったことで、近年、色覚異常への自覚がないまま学生生活を終え、いざ就職の際に色覚異常が原因で進路を変更せざるを得なくなるケース(色彩感覚が必須の特定職種)が増えるなどの問題が起きているそう。
色覚検査の必須削除は、現代社会に少なからず弊害をもたらしているようです。
少し前に話題になった「○○測定不要論」とは大違い。
この「○○測定」。分かる方も多いはず。幼い頃測ったアレです。
必須からの除外理由があまりにもいい加減すぎて、ちょっと笑えます。
「測定に意味がない」「結果が活用されていない」、などの理由により、2014年に学校保健安全法施行規則を改正、2016年(平成28年)4月から規定の診断項目から除外される。
【 ウィキペディア「○○」より 】
・・・
・・・
○○ = 座高 です。
その昔、「内臓が発達していれば健康」と信じられていたそうで、
「座高が高い=内臓が発達している」と言われていたんだとか。
そして今、
「測定に意味がない」。
身長を測る時は目一杯背筋を伸ばし、座高を測る時は極力猫背で。そんな幼少時代の身体測定の記憶。これも
「意味がない」だったんですね。
まさに身近なコペルニクス的転回。パラダイムシフトです。
【朝礼ネタ】パラダイムシフトとは? ~靴の営業マンの話など(スピーチ実例つき)~・・・
ちなみに、同じくウィキペディアの情報によると、日本人の色覚異常は
男性が約20人に1人、
女性が約500人に1人の割合で発生すると言われています。
色覚異常は、圧倒的に男性の方が多いって、ご存知でした?
少々話が逸れましたが、色覚に関するささやかな豆知識でした。
最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
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色覚テストやってみました。
まさか一発でロボットランクになれるとは!
……視力は悪いんですけどね(^^;)
かわいければおkさん
一発でロボットランクとは、すごいですね^^
私は当初、なかなかロボットが見られず、結構ムキになってやり込み、目がチカチカした覚えがあります。
やり過ぎ注意ですね。
楽しんでこの記事を読ませていただきました。
ところで、
>色覚は、圧倒的に男性の方が多いって、ご存知でした?
「異常」が抜けています。
tomiさん
貴重なご指摘ありがとうございます。
早速、修正いたしました。
今後とも宜しくお願いします。
自分も一発でロボットランクいけました。嬉しいです。(呑気)
loiさん
一発でロボットランクとはお見事ですね。
見やすい色と見づらい色には個人差があると思いますが、問題が出題された瞬間に「答え(色違いのマス)」が目に飛び込んで来るかがコツのように感じます。
特に27~28問目を超えた辺りからは、凝視すればするほど視点が定まらず、どれも「答え」に見えてしまったり…
老眼でしょうか(苦笑)
真剣にやり過ぎても目に毒ですので、loiさんの “呑気に” が大切かもですね^^
面白いです!
私はタカでした!
かわいければおkさん
一回でロボットランクはすごいですね!
私は何度やってもタカでした。。。
・・・もう一回チャレンジしたいよ~!
朝日さん
スマホよりパソコンでチャレンジされた方が、ロボット難易度がやや低いかもです。
また、周囲が暗い方が少し見やすい気もしますね。
識別しやすい色としづらい色には個人差があるのかもしれませんが、私は濃い青や紫が強敵です^^
目を酷使し過ぎない程度に、ぜひ楽しんでくださいませ。
1回目で30、ロボットレベルになりました。
意外と簡単ですね^ ^
芹菜さん
初挑戦でのロボットレベル、おめでとうございます!
ところでこの目のテスト。
最高記録はレベルいくつなのか気になりますね。
芹菜さんも、もしとんでもない記録を樹立されましたら、ぜひここで自慢してください^^
今日初めて色覚テストなんてやってみました。
36点1ミスで、ロボットだそうです。
PCのお絵描きソフトで1677万色のパレットがドットに見えるから何となく色の識別は
良い方だと思ってたけど(他の人は全部グラデーションして継ぎ目は見えないらしい)。
カメラ用のIR82フィルターで植物のスノー効果が直で見えるから、それが関係してるの
かもしれませんねぇ。
生活の役には立ちませんけど(笑)
ゆるりとさん
> 36点1ミスで、ロボット
> 1677万色のパレットがドットに見える
> カメラ用のIR82フィルターで植物のスノー効果が直で見える
サラッと仰ってますが、す、すごい眼力ですね。
その眼力、何とかお役立てください^^
ゆるりとさんが本気で再チャレンジすれば…
回答に辿りついてしまうかもしれませんね。
> 必須からの除外理由があまりにもいい加減すぎて、ちょっと笑えます。
過去、色覚検査の結果は内申書に書かれ、学習や仕事の支障は大きな個人差があるのに、進学・就職が十把一絡げに制限されていたという経緯がありました。
私は石原表に引っ掛かりますが、この色覚テストはロボットレベルです。私のような微度異常者も結構います。検査表は色覚異常者の協力がないと作れないのです。
この国の就職制限の現実が正しく伝わっていません。これでも弊害は過去よりましになったのです。
やまねこさん
ご経験則に基づく貴重なコメント、ありがとうございます。
まず1つだけ、弁解させてください。
> 必須からの除外理由があまりにもいい加減すぎて、ちょっと笑えます。
こちらは「色覚」が除外されたことを指しているわけではなく、余談で触れた「座高」について言及したものです。
私自身、目に関して重病を罹患した経験があります。目の異常は、本人の悩みや不安度合に反して、人には伝わりづらい点がありますため、軽はずみな表現は慎まなければならないと考えています。
それに比べ、座高の除外理由は…(苦笑)
といった皮肉を込めて、「ちょっと笑えます」でした。
> この国の就職制限の現実が正しく伝わっていません。これでも弊害は過去よりましになったのです。
児童差別を避けるために必須除外となった色覚検査が、結局後々になって、就職差別につながってしまうようでは、問題を先送りしただけ。
やまねこさんの仰る「過去よりまし」は「ましなだけで弊害は依然として存在している」ことの裏付けですので、国に届くような声が挙がると良いですね。