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【朝礼ネタ】クリスマスの雑学と人気プレゼントのトレンド

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【朝礼ネタ】クリスマスの経済効果は?今年の人気プレゼントは?サンタって何者?


サンタクロース今回の朝礼ネタ・会話ネタは「クリスマス」。

毎年12月になると、街はクリスマスムード一色に染まります。近年では、ハロウィンが急速に盛り上がりを見せ、バレンタインに匹敵するほどの経済効果をもたらすイベントになりましたが、それでもクリスマスに比べればその差は歴然、改めてクリスマスの凄さが際立ちます。

クリスマスの経済効果・市場規模は約8000億円(2000年代初頭までは1兆円超)と言われ、対するバレンタイン・ハロウィンはそれぞれ1300億円前後で拮抗しています。

8000億円といえば、2020年(2021年)東京オリンピックの当初予算とほぼ同額(実際には3兆円前後かかったと騒がれていますが…)です。これだけ多額の費用が動くクリスマス、日本全国で街中がクリスマスカラーに染まるわけですね。




2022年人気クリスマスプレゼントは?過去のトレンド・傾向は?


例年、クリスマスが近づくと日本トイザらスから発表される各種報道に世間の注目が集まります。

また、いつもと明らかに異なるお子さんからの「アツい視線」をヒシヒシと感じるこの時期のお父さん・お母さんたちにとっても、クリスマスプレゼント選びは、まさに悩ましいところですね。

まずは、ここ数年の人気クリスマスプレゼント玩具のトレンドを振り返ります。

西暦 人気クリスマスプレゼントのトレンド
2013年 「スマホ型玩具・タブレット型玩具」が売り切れ続出。
2014年 「レリゴー(Let It Go)関連」が市場を席巻。
2015年 「3世代向け玩具(スター・ウォーズやサンダーバードなど)」「ロボット・RC玩具」「クラフト系玩具」と幅広いニーズが発生。
2016年 ペットのお世話、お買い物、お料理、編み物や、アニメの世界を再現したキャラクターなど、「リアル」がキーワードに。
2017年 「テレビ・映画コンテンツ」「ユーチューバー」「ゲーム」といったエンターテイメント系玩具がトレンドに。
2018年 根強い人気の「キャラクター玩具」加え、新たなトレンドとして、「サプライズ・トイ」と「プログラミング・トイ」が注目。
2019年 「人気映画シリーズ関連商品」「海外コンテンツ商品」の他、2020年に必修化されるプログラミング教育に向け「遊びながら学ぶ玩具」が前年に続き注目される。
2020年 キャラクターとしては「鬼滅の刃」「すみっコぐらし」が2大人気。コロナ禍を在宅で楽しく過ごすゲームやパズル・メイキングトイ・知育玩具・運動系玩具に注目が集まり、全体の傾向として「親子で楽しめるもの」が人気に。
2021年 前年に続き、人気カテゴリーのトップは「キャラクタートイ」。中でも1番人気は「すみっコぐらし」。「おうちクリスマス」主流傾向は前年同様、新たな生活様式で迎える2回目の2021年クリスマスは「プチ贅沢」がキーワードに。
2022年 キーワードは「大人」「ボーダーレス」だそう。「大人」については、親子で楽しめたり、昭和のレトロゲームが復活したりといった「大人も楽しめる玩具」が人気に。「ボーダーレス」は、男の子用・女の子用といった性別ではなく"遊び方"によって分けるといった「ジェンダーレス」傾向や、先述のような「大人と子供のボーダーレス」化が進んでいるようです。

▼トレンドを参考に、お子さんが大喜びする姿を想像しながら、ピッタリのプレゼントが見つかるといいですね。

【楽天市場】トイザらス オンラインストア

▼彼氏・彼女など、お子さんへのプレゼント以外でしたら、「誰に?」「何を?」「どのように?」など、こちらがとても参考になります。

【楽天市場】クリスマス特集

・・・

ところで、毎年11月に発表される「日経トレンディ ヒット商品ベスト30」。各種メディアでご覧になった方も多いと思います。

【朝礼ネタ】ヒット商品ランキング ~歴代ヒット商品ベスト3を一覧で振り返る~

この「ヒット商品ベスト30」の上位にランクした商品が、その年の人気クリスマスプレゼントになることも多いようですね。

以上、クリスマスプレゼントのトレンドについてご紹介させて頂きました。
ここからは、クリスマスに関する雑学・豆知識をご紹介していきます。


クリスマスの雑学・豆知識


クリスマスに向け、“お子さんや彼氏・彼女に突然聞かれて困るかもしれない!?” そんな雑学をいくつか紹介していきます。ぜひ、朝礼ネタや会話ネタにもお役立てください。

クリスマス・イブの「イブ」の意味は?


クリスマス・イブのイブは「前夜祭」や「前日」のこと?そう思い込んでやまない方が、12/23のことを「イブイブ」と言って騒ぎます。

改めて、クリスマス・イブの「イブ」は、「イブニングのイブ」です。

クリスマスの前夜、すなわち12月24日の夜を指す英語の音訳である。「イヴ(eve)」は「evening(夜、晩)」と同義の古語「even」の語末音が消失したものである。【ウィキペディアより】

なお、ユダヤ暦では日没が日付の変り目として扱われるため、12/24の日没後は、日付はすでに12/25。つまり「クリスマス・イヴ」は12/25クリスマスの始まりの時間帯というわけです。

12/24全体のことを「イブ」と呼ぶことが一般化していることも「イブイブ信者」発生の一因と言えるかもしれません。

言葉は、使う人の都合で良からぬ方向に独り歩きすることがよくあります。また、あなたが仮に誤用していても、意外に周囲は指摘してくれないことが多いものです。だからこそ、言葉の誤用には気を付けたいですね。

【ランキング】「間違った意味で使われる言葉」「言い間違いされる言葉」 第1位は?


クリスマスはイエス・キリストの誕生日?


いつ誰に教わったかは定かでなくとも、何となく「クリスマスはイエス・キリストの誕生日」と思っている人が多いようです。残念ながら、そんな事実はどこにもありません。

キリスト教においてもクリスマスは「降誕を記念する祭日」と位置づけられており、「救世主イエス・キリストの誕生日」と考えられているわけでは無い。イエス・キリストが降誕した日がいつにあたるのかについては、古代からキリスト教内でも様々な説があった。【ウィキペディアより】

「実際に誕生した日(誕生日)」と「誕生したことを記念する日」の違い。微妙ですが異なるわけですね。

実際、新約聖書にイエス・キリストの誕生日に関する記述はなく、前後の情景や天文現象などの見地から諸説が唱えられているようです。


サンタクロースは何者?


サンタクロース伝説の起源は4世紀頃の東ローマ帝国にまで遡り、教父聖ニコラオス(ニコラウス)に由来すると言われています。

この「聖(セント)ニコラオス」は、オランダ語で「シンタクラース」。その後、17世紀アメリカに植民したオランダ人が「サンタクロース」と伝え、現在のサンタクロースの語源になったというのが有力説のようです。

日本では「サンタさん」の愛称で子どもたちに大人気のサンタクロース。良い子にプレゼントを配って回る善良なイメージで、悪い子についての扱いあまり耳にしません。

ただ国によっては、悪い子に対する扱いもしっかりと伝えられており、ドイツでは「お仕置き」、イタリアでは「炭」、ハイチでは「袋に入れてさらわれる」など、悪い子にとってはシャレにならない言い伝えもあるんだとか。

そして、現代のサンタクロースのイメージと言えば…
  • 赤い服(白のアクセント)
  • 赤いナイトキャップ
  • ものすごい白ヒゲ
  • 白い大きな袋
  • お爺ちゃん
  • 煙突に入るには無理がある体型
これらのイメージが浸透し始めたのは19世紀初め頃のようで、以降少しずつカスタマイズ。日本の子どもたちに「今のイメージ」が広く知れ渡ったのは1914年頃と言われています。


サンタクロースとコカ・コーラ社の関係


サンタクロースの現在のイメージが、コカ・コーラ社の広告によって創り出されたものとする説があるようですが、ウィキペディアでは「俗説」と解説されています。

米国コカ・コーラの広告にサンタクロースが初めて採用されたのは1931年であり、この時にはすでに遠く離れた日本ですらサンタクロースのおなじみの姿は確立されて十数年が経過していた。【ウィキペディアより】

一方、コカ・コーラ社公式サイトでは、

“白いあごひげに真っ赤な衣装の陽気なサンタ”。今でこそおなじみのその姿、実は画家ハッドン・サンドブロムがコカ・コーラ社のクリスマスキャンペーン用に描いた絵がきっかけになっています。【コカ・コーラ社公式サイトより】

と、どちらも譲らない様子。

ここは、少しずつ出来上がりつつあった「今のサンタのイメージ」を、コカ・コーラ社が更に世界に広めた。という解釈でいかがでしょうか。


クリスマスケーキを広めたのは不二家?


これは事実のようです。

現代の日本では、スポンジケーキにホイップクリームやバタークリームを塗り、砂糖細工(メレンゲドール)のサンタクロースやクリスマスツリー、イチゴやチョコレートを飾りつけたものが一般的である。これは、不二家が1922年(大正11年)頃から広めたものである。【ウィキペディア】

気になるのは、「砂糖細工のサンタクロース」。1922年当初からクリスマスケーキの上にサンタが乗っかっていたかは微妙なところ。不二家公式サイトによると、1922年は「ショートケーキ発売」とだけ記されています。


クリスマスの祝日化


欧米諸国をはじめ、多くの国で祝日となっている12/25クリスマス。諸外国に負けず劣らずクリスマスにお祭り騒ぎする日本は普通の平日。

日本でも祝日にしようという話は出ているようですが、問題は憲法が定める政教分離の原則。特定の宗教の記念日を祝日にすることは、この原則から難しいとされています。

もし、平成の時代に12/25が祝日となっていたら、12/23天皇誕生日と12/25クリスマスの両日に挟まれた12/24も自動的に国民の休日となり3連休が成立、上手く有給休暇をつなげて、夢の超大型連休!なんてこともあり得たかもしれませんね。

Aの翌日をB、Bの翌日をCと呼ぶことにする。AとCの両日が「国民の祝日」で前後を挟まれた日(B)が「国民の祝日」でない場合にBの日に適用される休日で、「国民の休日」と呼ばれる。【ウィキペディアより】

【朝礼ネタ】シルバーウィークとは?国民の休日とは? ~今更聞けない休日の雑学~(参考記事)

以上、現実的にはクリスマスの祝日化は想像以上に厳しいようです。


「もろびとこぞりて」の勘違い!?


クリスマスの讃美歌『もろびとこぞりて』。

幼い頃、歌詞の意味などまったく分からずに「楽譜に記されたひらがな」だけを追いかけて歌っていたあの頃。全部日本語だったと知ったのは、随分経ってからだったように思います。

『「モロビ」と「コゾリテ」』って何? 何者?
『シュワッキーマッセーリー』って何? 呪文?

などと思ってたのはここだけの話です。

この手の勘違い、大人になって衝撃を受けたあんなことやこんなこと、あなたにもお心当たりありませんか?

笑える話 面白い話 「あぁ勘違い」~子どもの頃の勘違い編~

・・・

職場でもプライベートでも、「クリスマスの話題」は、毎年同じ時期に同じ盛り上がりをみせる定番ネタ。「今年のクリスマス、人気商品って何だか知ってます?」と振ってみるだけでも、子どもの話や人気のプレゼントについて等、幅広く話題を展開していけそうですね。

色々と話が脱線してしまいましたが、最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。筆者にとりまして、「ここまでお読み頂けたこと」が何よりのプレゼントです。


 

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