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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「無意識の自分が本当の自分」「無意識な時ほど見られている」
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
今日はですね、以前、ある上司に言われてかなりドキッとした言葉を、
紹介させて頂きたいと思います。
それは、
「無意識の自分が本当の自分」という言葉なんですが、
1つ分かりやすいエピソードを紹介したいと思います。
その上司が営業社員の採用面接を行う時の話です。
その上司が面接を行う時はですね、面接の中でものすごくいい話ができて「この人いいなー」と感じても、その場では絶対に合否の判断をしなかったそうなんですね。
じゃあ、その上司はいつ最終判断したのか?
その答えを聞いて、なるほどなーと心底納得させられてしまったんですが、
皆さんは、その上司はどうやって合否の最終判断を行ったんだと思われますか?
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
答えをもったいぶるわけではないのですが、
そもそも面接というのは、ごくごく限られた時間の中で行われます。
その中で相手を完全に見抜くというのは、なかなか難しいものです。
実際にはお互いの上辺しか見えませんし、ましてやお互いが、基本、良いことばかりしか言わない。1時間やそこいらの面接で判断した人が、この先何年も何十年も立派に勤め上げてくれるかなんて、正直分かりません。
一方で、面接を受ける側だって必死です。明らかにマイナス評価されるような発言は極力慎みますし、普段これっぽっちも考えていないようなことでも、内定をもらうためなら、平然と口にすることだってあると思います。
・・・
さて、そろそろ答えです。
面接の最中、その場では判断がつかない。要は、お互いが顔を合わせている間は本音が見えづらいということはお分かり頂けたと思います。
ですので、その上司はですね、
面接を終えた人が会社を出た後、外を歩く姿を窓から眺めて最終判断したそうなんですね。面接を終えた帰り道。姿勢よく颯爽と歩く人もいればですね、かったるそうにダラダラと歩く人も意外に多かったそうです。
つまり、
「誰にも見られていないと思う時の姿こそが、その人の素性なんだよ」と。
「営業マンになる以上、いつどこで誰に見られているか分からないからね」と。
「無意識の自分が本当の自分」なるほどなーと。そんな教えでした。
・・・
で、この話。何も外回りの営業マンに限った話ではないと感じたものですから、今日こうして皆さんが集まる朝礼の場で紹介させて頂きました。
例えば、普段、プライベートで訪れた飲食店や何らかのお店で、店員がぺちゃくちゃとおしゃべりをしてたり、「いらっしゃいませ」もろくに言わない。そんな不快な思いをされたことって、誰しも一度や二度はあるんじゃないかと思います。
誰にも見られていないと思う時の姿に、その人の素性、本性が現れる。言ってみれば、その店員1人のイメージでお店全体のイメージ、企業全体のイメージが大きく変わってしまうわけですね。
そう思うと、自分一人の何気ない行動の影響力って、思いのほか大きいんだなと、改めて考えさせられます。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
そろそろ最後にしたいと思いますが、来月、○○部(部署名)に新入社員が入社します。
新人さんが入ってくるとですね、自然と先輩社員の私達は、「見る」という立場にばかり意識が行きがちで、「見られる」という立場にはあまり意識が行かないことが多いように思います。
自分が新人だった頃を思い出せば分かると思うんですが、新人さんは私達先輩社員のことをよーく見ているものです。
そこで、ふと我に返った時にですね、今の自分の姿が新人さんから見て、さっき話した店員さんみたいにガッカリされるような先輩になっていたりですね、気付けば新人が先輩の悪いところばかり真似していたりといったことになっていないか。
新人さんがベテラン社員を注意できるはずもありませんから、こうした部分は先輩社員自らが気付き、そして、自ら直していかなければならない部分です。
新人さんを迎え入れるにあたってですね、今日紹介させて頂いた「無意識の自分が本当の自分」という言葉を、ぜひ頭の片隅に置いて頂いて、今週も1週間、緊張感を持ってそれぞれの持ち場を盛り立てていってください。よろしくお願いします。
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