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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 名言引用 「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」~松下幸之助~
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
今日はですね、誰もが知る「経営の神様」、松下幸之助翁の言葉を紹介しながら、自分たちの姿勢を少し振り返ってみたいと思います。
(※「翁(おう)」: 老年の男性の名に付けて敬意を表すのに用いる接尾語)松下幸之助と言えば、ご存知の方も多いと思いますが、歯に衣を着せぬ独特の関西弁を操り、厳しさの中にもユーモアと温かさに溢れた多くの名言を残しています。
例えば、松下電器創業当時のこんな言葉。
「松下電器は人を作る会社です。
あわせて電気製品を作っています。」と、人の大切さを創業当時から掲げていたかと思えば、従業員に対してこんな檄を飛ばすのも松下流。
「ご苦労さん。ええもんができたな。
さあ、今日からこの商品が売れなくなるような新商品をすぐに作ってや。」まるで、松下幸之助翁の姿・形が思い浮かぶような名言の数々。
この2つの言葉だけでも、十分に、そのユーモアが伝わったかと思います。
で、今日ご紹介しようと思っていた名言がもう1つあります。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」という言葉です。
「出る杭」と聞くと、何となく厄介者のイメージがつきまといますが、これが「出すぎた杭」と聞くと、何だかすごいことをやり遂げた人ように感じるから不思議です。
また、松下氏はこんな言葉も残しています。
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。」この言葉をですね、最初に紹介した「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」と合わせて考えてみるとですね、「出る杭」というのが失敗した状態、で、「出すぎた杭」というのが失敗を糧に成功を目指す姿勢を表していると、私なりに感じたんですね。
もう1つ、「出る杭」つながりの余談なんですが、平成の名経営者100人にも選ばれたトリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長、吉越浩一郎(よしこしこういちろう)氏も、こんな言葉を残しているんです。
「出る杭になれ。出ない杭は土の中で腐る。」「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」と合わせて、とても印象的かつストレートで覚えやすい言葉でしたので紹介させて頂きました。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
さて、最後にしますが、今の自分たちを見渡してみるとですね、「出る杭」どころか「出ない杭」。むしろ自分を含めて「引っ込んだ杭」の方が多いかもしれません。
「右へならえ」というか、自ら進んでは前に出たがらない風潮とでも言うんでしょうか、そんな雰囲気が浸透しているようにも思います。
私なりの勝手な解釈で恐縮なんですが、今日は「会社のため、人のためになると思うことなら、失敗を恐れるな。」ということをですね、少しでもみんなで共有できればと思って、先人の貴重な名言を紹介させて頂きました。
ちょっと出しゃばった朝礼スピーチで、それこそ「出る杭」だったかもしれません。
でも、1人1人全員が「会社を良くしよう!」と真剣に考えて行動すればですね、仮にそれが失敗に終わっても、絶対、絶対に、次につながると思うんですね。
で、何だかんだ言って、言い出しっぺが「引っ込んだ杭」のままでは示しがつきませんので、私自身、今日から改めて率先垂範の姿勢で業務に取り組んでいきたいと思います。
それでは、今日も一日、よろしくお願いします。
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