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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 名言・格言引用 「叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。」 ~松下幸之助~
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
今日はですね、皆さんも一度は聞いたことがあると思います、
あの松下幸之助の言葉、
「叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。」という名言について、少しお話したいと思います。
大事なのは、「叱ってくれる人」です。「怒ってくれる人」ではないんです。
「叱る」と「怒る」。実に似た言葉ですが、これ、簡単に言ってしまえばですね、
叱るのは相手のため 怒るのは自分のためと言えば分かりやすいでしょうかね?
要するに、「怒る」というのは、何か嫌なことをされた時に、自分が感じる感情を指していて、
一方の、「叱る」というのは、相手に良くなってもらいたいという気持ちを込めて指示すること。
ですね。
で、今日、この松下幸之助の名言について話そうと思ったのはですね、
僕自身が以前、ある尊敬する上司からこんなことを言われたことがあったからなんです。
こんな言葉でした。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
「会社っていうのはな、○○(私の名前)、
何年勤めたかじゃなく、何人出会えたかが
大事なんだぞ!」・・・
これ、メチャクチャ響いたんですねー。
自分のことを本気で叱ってくれたり、本気で褒めてくれたり、
時には一緒になって喜んでくれたり、悲しんでくれたりと、
そういう上司や先輩にたくさん出会えれば、当然、人間的にも成長できるはずです。
逆に、いくら長年勤めていてもですね、そういった刺激が全くなければ、当然、人間的な変化や成長も
少ないように思うんですね。
一方でですね、ちょっと叱られたくらいで、すぐに辞めてしまう若者が増えたなんて話題も
よく耳にしたりします。
それはそれで問題だとは思うんですが、実は、そのことをただただ「最近の若者は…」の一言で
片付けてしまう上司・先輩の方にも、非があるのかもしれません。
・・・
と、僕自身、
「何年勤めたかじゃなく、何人出会えたか」という言葉を聞いて、
そんなことを感じたんですね。
で同時に、自分自身、後輩や部下に対して、「怒る」ではなく「叱る」という行為がしっかりと
出来ているかどうか、ちょっと振り返ってみたんですね…
すると、「怒る」「叱る」以前の問題として、「嫌われたくない」とか「波風立てたくない」とか、
実に情けないことに、「事なかれ主義」というか「保身」というかですね、
そんな接し方が優先している自分に気付いたんですね。
こんな先輩のもとで、優秀な部下が育つはずもありませんし、もし育ったとしても、
それは、部下自身の才能によるものであって、先輩は全く関係ないんです。
・・・
「何年勤めたかじゃなく、何人出会えたか」という言葉から、
そんな大事な気付きも得られました。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
以上ですね、僕自身の情けない部分をさらけ出すような
お話になってしましましたが、ぜひ、今日お話させて頂いた2つの言葉、
「叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。」と
「何年勤めたかじゃなく、何人出会えたか。」まず、自分が新人や後輩の立場の場合。
今後何か叱られた時は、この言葉をちょっと思い出して頂いてですね、
反省はもちろんですが、その傍らで感謝の気持ちを持つよう、意識してみてください。
で、最後、自分が上司や先輩の立場の場合。
叱るつもりが、単に怒っているだけ、怒鳴り散らしているだけになっていないか、また、
注意すべきと分かっていながら、見過ごしてるようなことはないか。
そんなことを、ぜひ意識してみてほしいと思います。
みんなが意識すれば、絶対、みんなが良くなります。
今日も一日、宜しくお願いします。
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