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【会話のコツ】「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」質問 ~半沢直樹の最終回、見た?~

読了までの目安時間:約 5分

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「半沢直樹の最終回見た?」に対する回答 「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」質問とは?


半沢直樹を100倍楽しく見る方法
会話においては「質問力」が重要。

よく聞く言葉ですね。ここでいう「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」は
同じものと解釈して頂いて構いません。記憶しやすい方でOKです。

タテ=深さ ヨコ=広さ です。

例えば、視聴率30%を超えた話題のドラマ「半沢直樹」。
銀行を舞台としたビジネスマンの話題だけに、
最終回を迎え、その感想や印象など、朝礼ネタや会話ネタとして
取り沙汰される機会が増えそうですね。

半沢直樹ネタを、「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」で見てみます。





「半沢直樹」最終回についての会話


A いやー、最終回、面白かったね。
B そうだね。


↑これでは、会話が強制終了です。Aさんとしては物足りないですね。

A いやー、最終回、面白かったね。
B 大和田常務の土下座、すごかったねー。(Aさんは)どのシーンがやばいと思った?


↑これが、「タテ・深さ」の質問の一例。

A いやー、最終回、面白かったね。
B 半沢直樹の次はキムタクみたいだね。次のドラマも見る?


↑これが、「ヨコ・広さ」の質問の一例。

Aさんの関心事が明らかに「半沢直樹の最終回の感想」であるこの会話においては、
「タテ・深さ」を意識した質問の方が、会話が一層盛り上がりそうですね。

このように、会話のネタとなるキーワード(上の場合は「半沢直樹」)が特定されていて、
見るからに相手がそのキーワードで盛り上がることを望んでいるような会話では、そのネタを
出来る限り深堀り、つまり「タテ」「深さ」を意識することで、会話が盛り上がるという構図です。

あなたが「半沢直樹」を見ていなかった場合の「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」


大人気ドラマとは言え、全員が見てるわけではないですからね。

A いやー、最終回、面白かったね。
B 見てねーし、おれ。


↑いうまでもなく、会話が強制終了。Aさんとしては抜いた刀が収まらない状態。

A いやー、最終回、面白かったね。
B いやぁ、おれ、見てなかったんだよね、半沢直樹。
  でも、すげー後悔してる。再放送とかレンタル始まったら絶対見ようと思ってんだ。
  だから、ネタバレにならない程度に見どころとか、ちょっと教えてくれる?


↑少々の無理矢理感は否めませんが、「タテ・深さ」を意識した質問になっています。

「半沢直樹の最終回の感想」について会話を弾ませたかったAさんにとっては、望み通りの流れでは
ないかもしれませんが、「半沢直樹」の会話を続けることは出来そうです。

相手の関心事に対して、こちらが一切そのことを知らなかった場合、すぐに「ヨコ」「広さ」に展開
したくなる(別の話題にすり替えたくなる)ものです。

ただ、「相手はそのことについて話したい」と思っているわけです。
知らないことは「教えてもらう」という意識で「タテ」「深さ」へ展開した方が得策と言えそうです。

一般的な会話での「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」質問と、注意事項


半沢直樹から離れます。ごくごく一般的なたわいない会話。

A うちの猫がさー
B 猫かー、いいなー、男の子?女の子? で、何て呼んでんの?


↑「タテ」「深さ」(猫への関心)質問

A うちの猫がさー
B 猫かー、いいなー、ペットって癒されるよね。他に飼ってるペットとかもいるの?
  もしかして、家族とかもみんな動物好き?


↑「ヨコ」「広さ」(ペット全般、家族の話に展開)質問

この場合、どちらに展開しても会話は盛り上げられそうです。

ただ、Aさんの発言が・・・

うちの猫がさー、ちょっと困りものでさ。

と続く可能性もあります。
そうなると上のやりとりでは、Aさんの望まない方向に会話が進んでしまうかもしれません。

と、一般的な会話においても「相手の話したいこと」が明確になる前に、質問者がフライングして
しまうと、場を盛り下げてしまうことがあるので注意が必要です。

会話の「フライングゲット」「横取り」注意 ~会話中の空気、読めてますか?~(参考記事)

相手の「次の一言」を待ってみる(促してみる)ことも、会話においては重要ということ。

「タテ・ヨコ」「深さ・広さ」の質問も大切ですが、その前に、「相手の話したいこと」をある程度
明確にするためのワンクッション、「それでそれで?」「で、猫がどーしたの?」といった合いの手を
入れるということも忘れないようにしたいですね。

・・・

さて、半沢直樹の最終回。
原作(オレたち花のバブル組 (文春文庫))との違い、結構ありましたね。
最後の辞令シーンは特に…


 

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