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会話中のタブー「フライングゲット」「話の横取り」とは?
最初に申し上げますが、AKBは出てきません。
(画像はイメージです)会話中のNGを一括りでお伝えするのは、さすがに無理があります
ので、代表的なものを2つほど挙げてみたいと思います。それが、
会話の
「フライングゲット」「横取り」です。
では、「フライングゲット」から。
会話の「フライングゲット」とは?
例えばこんな会話。
Aさん 「この休み、家族で沖縄行ったんだけどさ…」
Bさん 「お、沖縄! いいねっ!! やっぱいいよなー沖縄。俺も行きてーなー。」実はAさん、この時…
「この休み、家族で沖縄行ったんだけどさ…」の後、
「大雨の影響で、帰りの飛行機が飛ばなくて、空港で半日も足止め食っちゃって、散々だったよ。」と、続けたかったんですねー。
つまり、Aさんにとっての会話の主役は、「沖縄に行ったこと」ではなく、
「大雨で飛行機が止まったこと」だったわけです。
そこに、せっかちなBさんが「沖縄に行ったこと」をフライングゲットしたという流れです。
Aさんとしては、話の腰をポキッと折られた感じで、せっかく楽しく続くはずだった会話は、
フライングゲッターBさんの仕業により、強制終了。
以上が、会話の「フライングゲット」です。
では次、会話の「横取り」。
会話の「横取り」とは?
「フライングゲット」もある種「横取り」と言えますが、「横取り」の具体例はこんな感じ。
Aさん 「この休み、初めて富士急ハイランド行ってきたんだけどさ…」
Bさん 「おっ、富士急いいねー、あそこの絶叫マシンって、どれもすげーよなっ!」
「FUJIYAMAとかメチャメチャたけーし、ドドンパとかあり得ねーくれーはえーし」
「えーじゃないかとか、まじやべーし」
Aさん 「・・・」もう、お分かりですね。
Aさんは、別にBさんの言葉遣いに呆れているわけじゃありません。
Bさんの「横取り」に呆然としているわけですね。
Bさん、放っておいたらいつまででも、話してそうな勢いです。
さて、「フライングゲット」との微妙な違い、何となくお分かり頂けたでしょうか?
「フライングゲット」「横取り」の原因と対策 ~会話の空気を読む~
会話が上手な人の代表的な特徴として、よくこんなことが挙げられます。
1. 相手の気持ちを慮(おもんばか)れる
2. 相手の一番話したいポイントをしっかりと押さえる
3. 相手が気持ち良く話せるような相槌・合いの手を入れる改めてBさんの会話を振り返ってみます。
1. 思いやりのかけらも感じられません
2. ポイントをしっかりと外しています
3. 自分が気持ち良くなっています
はい、見事に全て外してます。真逆を突き進んでいますね。
・・・
人は普通、
「自分の話したい話を、自分のペースで話したい」ものです。
そして普通、それを乱される会話には、ストレスを感じるものです。
改めて、あなた自身、
「Aさんのような思い」または
「Bさんのような行動」いずれか、
身に覚えはありませんか?
Aさんの立場は、その場を耐え忍ぶしかありません。
(本当に仲の良い間柄なら、指摘してあげることも必要かも)
が、Bさんのような自覚症状がおありでしたら、要注意かもしれません。
というわけで、
仕事でもプライベートでも、まだ人間関係がしっかりと構築できていない相手と会話している時、
特に会話の冒頭で、話のポイントが見えないうちは、次のことを意識してみてください。
敢えて「次の一言」を待ってみる(促してみる)(「それでそれで?」「で、どうだったの?」等、『興味を示す質問言葉』を活用)
この1点を意識するだけで、Bさんのようなフラゲ野郎呼ばわりされることはなくなるはずです。
もちろん、ポイントが見えた後の相槌や合いの手等、その会話を一層盛り上げるための「次の手」は
あなた次第です。
ずーっと、「それでそれで?」って言われ続けたら、おそらく途中でムカつきます、よね。
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