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【そのまま使える朝礼ネタ】上司へのお歳暮・お中元贈る?贈らない?「会社内の暗黙のルール」
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
週末、百貨店を訪れる機会があったんですが、すごいですねー、お歳暮商戦。
お歳暮。みなさんは毎年、どのくらい贈られるんでしょうか?
もしかしたら、まったく贈らないという方も、案外多いかもしれませんね。
以前、何かのアンケートで見かけたんですが、お歳暮やお中元、
贈る人と贈らない人がちょうど半々ぐらいの割合なんだそうですねー。
【朝礼ネタ】お歳暮 贈る?贈らない? ~不要なお歳暮が交換できるってホント?~
(実際のアンケート結果がご覧頂ける参考記事です)
さて今日は、そのお歳暮を1つ例にとってですね、
会社内の「暗黙のルール」や「暗黙の了解」といったことについて、少しお話したいと思います。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
世の中には「暗黙のルール」とか「暗黙の了解」と呼ばれる、
誰に教わったわけでもないのに、何となくみんな知っていて、それで、
何となくみんな守っているといったようなことって、結構ありますよね。
代表的な「暗黙のルール」。身近なところで1つ挙げるとすれば、
エスカレーターの立ち位置なんかも、そうかもしれませんね。
関東では左、関西では右と、見事に徹底されています。
私も経験ありますが、実際、関西(関東)を訪れた際に、恥ずかしい思いをした
なんて方もいるんじゃないかと思います。
・・・
まぁ、エスカレーターの話はさておき、お歳暮でしたね。
改めて、当社では、お中元やお歳暮、また年賀状なんかについてもですね、
そういったやり取りは、社員間では行わないようにしているわけですが、これ…
ベテラン社員にとっては「暗黙のルール」かもしれませんが、
新入社員の方々からしてみれば、知る由もないわけです。就業規則に書いてあるわけでもなければ、入社の際に明確に説明されるようなことでもない。
もしかしたら「上司や先輩にお中元やお歳暮を贈らないと失礼にあたるのかな?」かと言って、
さすがに、上司や先輩に直接尋ねるわけにもいかず、1人で悩んでる人がいるかもしれません。
ましてや、前職でお歳暮やお中元を贈る習慣があったような方ならなおさら迷いますよねー。
と、これが、会社内における「暗黙のルール」の一例です。
・・・
で、この会社内の「暗黙のルール」。何もお歳暮やお中元に限った話ではありません。
例を挙げればキリがないと思いますが、
先輩社員には当たり前でも、新入社員から見れば当たり前じゃないこと。
結構、身の回りにあると思うんですね。
例えば書類をまとめていた新人さん。ホチキスの芯がなくなったとします。
僕ら先輩社員なら、普通に備品棚から拝借すれば済むだけ話ですが、それを知らない新人は、
そこで作業が止まってしまうわけです。
さて…
ここで「気付き」が欲しいのは、新入社員の方ではなく、僕ら先輩社員の方なんです。
先輩社員自身、自らも新人の頃に通ってきた道なわけですから、新人の抱えているであろう
ちょっとした悩みや疑問には、意識1つで気付けるはず。
で、そこに気付き、いかに先回りしてあげられるかが、すごく大事になってきます。
新入社員にとってですね、実務や実践の中で壁にぶち当たることはとても大切なことだと思います。
そういった壁、つまり、失敗や困難から学べる点ってホント多いですからね。
でもですね、実務や実践上の壁とは関係ない「ホチキスの芯、どこ?」みたいな日常生活での
ほんの些細な悩みや疑問に、余計な時間を割くというのは、はっきり言ってもったいない。
ですので、そういった日常の些細な悩みに先輩社員が先回りして気付いてあげるのというのは、
新人を甘やかすのとは全く違う次元の話なわけです。
だからこそ、そういった先輩社員の細かな気付き1つ1つがですね、新入社員を含めた
チーム全体、ひいては会社全体の業務効率の向上につながってくると思うわけです。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
お歳暮の話から逸れてしまいましたが、最後に話を戻しますね。
なぜ、当社では社員間でお歳暮やお中元のやりとりを行っていないか?本来、お歳暮やお中元というのは、「感謝の意」を込めて贈るもの、ですね。
上司や先輩に対する「感謝の意」というものをしっかりと持っているのであれば、
何も年2回のお中元・お歳暮の時だけじゃなくて、日頃から示そうよって話です。
つまりですね、毎日を一所懸命頑張ることが、目の前の上司・先輩に対する感謝の意に値するわけ
ですし、何よりそれが、自分自身の仕事に対する満足ややりがいにも直結することだと思います。
これが、
社内でお中元やお歳暮のやり取りを必要としない理由です。分かりました?
・・・
最後、繰り返しとなりますが、新人の方はですね、日常生活で疑問に感じたことや分からないことが
あった時はですね、余計な時間を使って悩むことなく、素直に先輩社員に聞くようにしてください。
で、自分が教わったことは、いずれ、ちゃんと後輩にも教えてあげるようにしてほしいと思います。
そして何より、新入社員が先輩社員に素直にものが聞けるような環境にしていくためにはですね、
僕ら先輩社員自身が、新入社員から「感謝の意」を寄せてもらえるような仕事をしなければならない
と思うんです。
年内も残りわずかとなりました。良い締めくくりを迎えられるようにですね、
ぜひ、先輩・後輩の分け隔てなく、互いに感謝の気持ちをもって、頑張っていきましょう。
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