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【朝礼ネタ】お歳暮 贈る?贈らない? ~不要なお歳暮が交換できるってホント?~

読了までの目安時間:約 7分

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【朝礼ネタ】お歳暮「贈る派」「贈らない派」あなたはどちら派ですか?


今回の朝礼ネタは「お歳暮」。

毎年12月10日~12月20日頃に贈るのが一般的とされるお歳暮。
近年では関東を中心に12月1日~と、時期が早まる傾向も見受けられます。

さて、年(歳)の暮れと書く「歳暮」という言葉。
12月の季語にもなっているこの言葉ですが、辞書にはこう書かれています。

1 年の暮れ。年末。歳末。さいぼ。
2 (多く「お歳暮」の形で)世話になった人などに年末に
  贈り物をすること。また、その贈り物。


文字通り「歳暮」の意味は本来、1が元祖。ですが、おそらく「歳暮」の意味は?と尋ねられると、2と答えられる方の方がが圧倒的に多いのではないでしょうか。

2の意味が一般化している「贈り物としての歳暮」も、もともとは、新年に先祖の霊を迎えるための準備として親族がお供え物を持ち寄るという「歳暮の礼」が起源。

それが江戸時代に入り、お世話になった人に感謝の意込めて贈り物する「歳暮まわり」という年中行事として大衆化されます。この「歳暮まわり」が、今の「お歳暮」として受け継がれています。

と、ありがちな雑学はさておき、「気になる疑問」が1つ…





お歳暮 あなたは「贈る派?」「贈らない派?」


お歳暮
お歳暮とお中元のどちらかを贈る場合は、お歳暮を優先するのが一般的で、どちらも贈る場合は、お歳暮を多少高めに見積もる。などとよく言われますが、そもそも…

「みんな、毎年贈ってるの?」

と疑問に感じられる方も少なからずいらっしゃると思いますので、よろしければ、冒頭のアンケート。お気軽に参加されてみてください。

( 見事な結果になってます。たくさんのご協力、ありがとうございます。)

・・・

そして、冒頭のアンケートにご参加頂きましたら、ぜひこちらの記事をご覧になってみてください。
お中元・お歳暮を贈りますか?(エルネット調査)

安心されました? それとも、不安になられました?

予期せぬ人からお歳暮が届いた どうします?


両親、親戚、上司、先輩、恩師等々、贈る人にとっては、大忙しな12月上旬~中旬。一度贈ると、翌年以降贈らないわけにもいかないなど、気苦労も多いですね。年賀状を用意する頃になって、「あっ!」と、贈り忘れた“あの人”を突然思い出して慌てたり…

お歳暮は「感謝」「お礼」の意であって「お祝い」ではないため、いわゆるお返しの品は不要で、お礼状の返信が一般的なマナーなどと言われていますが、年賀状と同じように、思わぬ人からお歳暮を頂くと、条件反射的にお返しの品を用意してしまう人も多そう。

最短翌日着!あす楽で贈るお歳暮ギフト(お急ぎの方はご参考まで)

また、勤務先の上司・先輩へのお中元・お歳暮。
贈るべきか否か迷われた経験がある方、意外に多いかもしれませんね。

お歳暮の交換?


大きな声では言えませんが、お歳暮やお中元で頂戴した あまり嬉しくない 品。
どう考えても我が家では使わない品だったり、どうしても好みに合わない品だったり。

対応や条件等は店(贈り主の購入先)によって大きく異なりますので、事前確認が必須ですが、別の商品や商品券等への交換に応じてくれる店もあるそうです(賞味期限の短い食料品はほぼ不可)。

年末の大掃除で押し入れにしまい込んだことをすっかり忘れ、翌年の大掃除で発見され、結局、押し入れからゴミ箱に移動させられるだけの品とか…

折角の頂きものを交換するというのは、少々後ろめたい行為ではありますが、タンスの肥やしやゴミ箱行きになるよりは「この あまり嬉しくない 品」もきっと浮かばれるはず。と、割り切れた時にでもご検討ください。

【朝礼ネタ】会社の上司・先輩へのお中元・お歳暮 ~新入社員向けのスピーチ実例~


就業規則上にお歳暮やお中元の必要有無を明記している企業はさすがに少ないと思いますが、いわゆる暗黙の了解で決まっている物事というのは、会社でもよくあること。

うちの会社はお歳暮やお中元といった慣習は行わない!

と、表向きはそうなっていても、陰でこっそり点数稼ぎしようとするスネ夫君的な社員がいたり、我が物顔で部下に要求するジャイアンがいたり…

贈る部下も贈られる上司も、暗黙の了解がしっかりと徹底されていれば、陰で贈った部下には「ルールを守れない奴」という本人の望みとは180度逆の評価が下ってめでたしめでたしですが、中途半端に受け取ってしまう上司がいたりすると厄介なのも事実。

あなたが上司・先輩の立場であれば、新入社員が気を揉んでいる「暗黙の了解」を朝礼スピーチやミーティングの場ではっきりと伝えてあげることも大切かもしれませんね。

あなたの会社が、「社員間でのお中元・お歳暮の受け渡しを名実ともに行っていない会社」であれば、
例えば、朝礼スピーチでこんな話…

お歳暮は「感謝の意」。上司・先輩に対する「感謝の意」は、その気持ちが本物なら、何も年2回のお中元・お歳暮の時だけに示すものではなく日頃から示すもののはず。

だから、うちの会社では社内でのお中元やお歳暮の受け渡しは行っていない。その分、毎日を一所懸命頑張ることが、上司・先輩への感謝の意に値すると思うし、何より自身の満足にも直結すると思う。

だから、細かいことは気にせず、今日一日、自分の仕事を目一杯頑張れ!(といった内容)

【朝礼スピーチ実例】お歳暮・お中元 贈る?贈らない? 新入社員が悩む「暗黙の了解」
(▲実際の朝礼では、こんな感じでスピーチしてみてはいかがでしょうか?)

・・・

みんな分かってるだろうという思惑の「暗黙の了解」。

これは何も、お歳暮・お中元に限った話ではありませんので、普段、社内で見かける様々な「暗黙の了解」を再確認してみると、それだけで朝礼ネタがいくつかストックできそうです。

職場において、あなたの立場が高ければ高いほど、その話によって救われる新入社員や中堅社員が、案外多いかもしれません。ただ、あまり威圧的・高圧的な話し方は避けた方が無難だと思います。

目の前の部下が、来年、自分の上司に変身すること。よくある話ですからね。


 

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