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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「自販機のミス」と「新人のミス」 信用しきっていた私の「間違い」
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
今日はですね、身近で起きた、あり得ないと言いますか、
あってはならない出来事について、1つお話したいと思います。
こんな前フリをすると、何だかとんでもない出来事を想像されてしまうかも
しれませんが、まぁ取り敢えず聞いてみてください。
事務所(会社)の目の前にあるジュースの自販機で「その出来事」は起こりました。
アイスコーヒーを買ったら、熱々のホットコーヒーが出てきたんです。更に事務さんの中にはもっと悲惨な思いをされた方がいたようでですね・・・
何と、
熱々の炭酸飲料が出てきたことがあるそうです。
彼女は仕方なく冷蔵庫で1日寝かせて翌日飲んだそうですが、
飲み物って普通、その場で飲みたいから買うわけじゃないですか。
コーヒーなら飲めないわけじゃないですが、さすがにホットの炭酸飲料は飲めないですよねー。
とまあ、笑い話のような出来事なんですが、ここで少しまじめな話に戻します。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
今月(4月という設定)、当社にも新卒社員が入社しました。
彼(彼女)らにとっては、言うまでもなく初めての社会人生活。
右も左も分からなくて当然と言えば当然だと思うんですね。
(中途入社の新人の場合は適宜変更してください)
先程の自販機の話じゃないですが・・・
「ホットコーヒーのボタンを押せば当然ホットコーヒーが出てくる」と信じきっているからこそ、
「熱々の炭酸とかあり得ない」と思っているからこそ、
実際にそうじゃなかった時のショックって大きいわけですよね。
ですので、新卒社員に対してもですね・・・
「これ位のことは言わなくても当然出来るだろう」とか、
「これは常識だろう」とか、
僕らが勝手な先入観や思い込みを持って接してしまえばしまうほど、自販機と一緒、
実際にそれが出来なかった時、やはりショックも大きいと思うんですね。
大切な新卒社員を自販機なんかに喩えてしまって恐縮ですが、決定的な共通点があります。
まず、
自販機のミス。
自販機が僕の顔を見てですね、「こいつ人相悪いから、意地悪してやれ」ってやるわけもなく、
明らかに、その自販機を管理する
業者の設定ミスなわけです。
で、
新卒社員のミス。
これも基本的にはですね、その社員を管理する会社、つまり僕ら
先輩社員の指導ミスだと
言える場合が多いと思うんですね。
・・・
特に、入社間もない社員にとってはですね、最初の数日、数週間は緊張の連続だと思います。
普段出来るはずのことが出来なかったり、緊張のあまり本来の自分が出せなかったりと、
先輩社員である僕らが何気なく過ごしている一分一秒、この瞬間も、彼らにとっては
張り詰めた時間かもしれません。
まさにそんな彼らに、アイスコーヒーを頼んだら、ついうっかりホットコーヒーを買ってきてしまう。
そんなことが実際にあるかもしれません。
最後にしますが・・・
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
自販機のミスはスイッチ1つで直ります。
叩けば直る不思議なテレビなんかもよく見かけますが、人間はそうはいきません。
特に新人、一方的に叱るだけでは、先輩社員として何かが足りないような気がします。
そのミスをいい機会に、例えばですね・・・
「頼まれたことは記憶に頼らず必ずメモをとる習慣を身につける」よう指導したり、
「迷ったら自分で判断せず必ず連絡を入れて確認する」といった、
報・連・相のいろはを教えるとか、ですね。
そんな素敵な先輩に出会えることを夢見ていた、僕の社会人1年目・・・
実際に出会えたかどうかは別として、新人の頃を思い出すとですねー、
成功体験よりも失敗やミスから学ぶことの方が多かったような気がします。少々乱暴なまとめになってしまいますが、
失敗を恐れて何もしないことが一番の失敗だと思いますので、
新人の皆さん(または名指し)もですね、緊張はあるかと思いますが、社員である以上、
お客様の前に立てば会社の代表です。
ぜひ、堂々と、そして新人らしく元気よく振る舞ってほしいと思います。
先輩である僕らも、新人のお手本となるよう、改めて初心を大切に頑張っていきましょう。
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