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【朝礼ネタ】インスタントコーヒーの美味しい淹れ方 10秒で実践できる雑学
今回の朝礼ネタは「コーヒーの美味しい淹れ方」。朝一杯のコーヒー。
と言っても、優雅に豆から挽いて香りを楽しみながら…
忙しい朝のサラリーマンにそんな余裕はない。
コーヒーと言えば専らインスタントコーヒー。
そんな方も多いのではないでしょうか?
そんなインスタントコーヒーを、いつもより美味しく頂くためちょっとした雑学。それに必要な時間。
10秒程度です。
10秒程度なら忙しい朝でも何とかなりそうです。
その10秒の手間でいつものコーヒーが10倍美味しくなります。
※言うまでもありませんが、美味しさの感じ方には個人差があります。職場でインスタントコーヒーを愛飲されている方も、ぜひお試しください。
文字通りの「コーヒーブレイク」。コーヒーとともに雑談のネタとしても重宝するかもしれません。
インスタントコーヒーの美味しい淹れ方
<ごく普通の淹れ方>1.カップにインスタントコーヒーを入れる
↓
2.熱湯を注ぐ
↓
3.お好みにより砂糖・ミルクを入れよくかき混ぜる
<美味しくなる淹れ方>1と2の間にひと手間加えます。その手間がコレ。
スプーン1杯ほどの水を加え、
ダマ(かたまり)がなくなる程度までよくかき混ぜる。※少量加えるのは「熱湯」でなく「水」でお願いします。
※水が少ないため、かき混ぜるというより練り込む印象です。
※まずは砂糖・ミルクを入れる前にブラックで試された方が違いが際立つかもしれません。
なぜ水で溶くとインスタントコーヒーが美味しくなる?
インスタントコーヒーの粉に含まれる「デンプン」が重要なカギを握っています。
デンプンは熱湯をかけることで凝固しやすくなります。
結果として、一気に熱湯を注ぐことでインスタントコーヒーの粉1粒1粒の表面のデンプンが固まってダマ(かたまり)状となり、粉に含まれる本来の旨味・風味が均一に溶け切っていない状態になるようです。
インスタントコーヒー特有の
「粉っぽい味」
「深みのない薄い感じ」
「最初の一口と最後の一口の風味の違い」など
これらは、粉が均一に溶け切っていないことによるものと言えるのかもしれません。
なお、粉末の製品(ココアやスープなど)であれば、応用が効くそう。
お気に入りのレシピをぜひ。と言っても、お湯注ぐだけですけどね。
インスタントコーヒー・インスタントラーメンの発明者はともに日本人?
インスタントコーヒーの歴史は、加工後の味や香りをいかに維持するかという技術改良の歴史と言えるほど、多くの試行錯誤が繰り返されてきたようです。
諸説あるようですが、有力説としての発明者は日本人化学者の加藤サトリ氏とのこと。
19世紀末、シカゴに留学し緑茶粉末化の研究を行っていた加藤は水分除去法を開発、米国で知られるところとなり、米国のコーヒー輸入業者と焙煎業者がコーヒーでの応用を依頼した。依頼に応じた加藤は、米国人化学者の協力を得て1899年、コーヒー抽出液を真空乾燥して粉末にすることに成功、1901年4月17日、特許出願の書類を提出した。
ところで、インスタントと言えば忘れてならないラーメン。
その世界初のインスタントラーメンと言えば、言わずと知れた日清食品のチキンラーメン。そして発明者は同社創業者の安藤百福(ももふく)氏。
世界の家庭に当たり前のように溶け込んでいる「インスタントコーヒー」「インスタントラーメン」。ともに加工技術に優れた日本の象徴とも言える存在です。
朝礼ネタ・会話ネタとしての「コーヒー」「コーヒーブレイク」
アメリカで主に使われる「コーヒーブレイク」、イギリスで主に使われる「ティーブレイク」。
一方、日本で「緑茶ブレイク」とは言いませんが、「お茶にしましょっか?」と聞けば馴染みのセリフ。
実際にコーヒーを飲む飲まないに関わらず、ちょっとした休憩を示す「コーヒーブレイク」という言葉。気分転換の代名詞とも言える「コーヒー」。やはりコーヒーには談話・談笑がつきものです。
朝礼で「インスタントコーヒーの美味しい淹れ方」の話に終始するわけにはいきませんが、ちょっとしたつかみとしては、朝の話材にもってこいの「コーヒー」。上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
では「10秒でできるインスタントコーヒーの美味しい淹れ方」。
さっそく、今日の昼休みにでもお試しになってみてください。
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