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【朝礼ネタ】とある冬休みの思い出 ~時空を超えた感動~
今回の朝礼ネタは「冬休みの思い出」。それは、時空を超えた感動の出来事でした。
幼い頃を、関西で過ごした私。
園長がイタリア人という珍しい幼稚園に通っていました。
あれは数年前、旅行で家内と関西方面を訪れた時のこと。
いわゆる「ノリ」で私の出身幼稚園を訪ねてみようという流れに。
休日の幼稚園。門扉は閉ざされ静まり返っています。
「まぁ、記念に1枚写真でも撮っとくか」と、家内に撮影を依頼。とその時、
幼稚園の建屋から、立派なひげを蓄えた恰幅の良い年老いた男性が、こちらに向かって歩いてきます。
赤い服を着ていれば、どう見てもサンタです。
そして、門扉越しに、私と家内をジロジロと凝視する男性。目のやり場に困り硬直する私と家内。
その数秒後、奇跡の会話が始まります。
奇跡の会話 ~30年前の出来事を昨日のことのように話し出した園長先生~
年老いた男性の先制攻撃で始まる奇跡の会話。こんな感じでした。
男性
「こんにち~は~」(手を大きく真横に広げ、オペラ調で)
「○○ちゃん(当時の私のあだ名)だよ~ね~?」
私と家内
「 ・・・ (引き続き、硬直) 」
男性
「ん?○○ちゃんだよ~ねいっ!」(引き続き、オペラ調)
私(心の声)
「 ・・・ (これは新手のオレオレ詐欺か何かに違いない)」
男性
「この前、●●君や△△ちゃん(当時の同級生のあだ名)も遊びに来た~よ~!」
「あと~ね、□□先生(当時の私の担任)、ついこの間まで勤務されて~たんだよ。」
~まさかとは思ったが、この会話の内容から、目の前にいるサンタのような年老いた男性が、
当時の「園長先生」であることを確信する~
私(声にならない)
「 ・・・ (すごい、すごすぎる)」
家内に聞いてみた。
「俺って、童顔か? 幼稚園の頃と顔一緒か?」
家内
「アホか。」(と、ほっぺに平手を一発頂き正気に返る)
・・・
私の姿を見るや否や、瞬時に30年近く昔の記憶の引き出しから、私の名前、友人の名前、当時の先生をピンポイントで引き出してきた園長先生。
・・・
園児の目には当時、ものすごく大きく映っていた園長先生。
真上を見上げ、ひざ辺りにしがみついて話していた園長先生。
今は、その園長先生が私を見上げて話しています。
でも、身長差などまるで関係なく、私にとっての園長先生は当時の偉大な印象のままでした。
童心にタイムスリップした心地とは正にこのこと。半ベソ状態でした。
先生という職業。私が子供の頃は「聖職」と呼ばれていたように思います。
あの後、当時の卒園文集を、持ってきてくれた園長先生。
そこには「将来の夢は“幼稚園の先生”」というあどけない文字がたくさん並んでいました。
あなたにとっての“園長先生”、誰の顔が思い浮かびますか?
アインシュタインがこんな言葉を残しています。
学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。正直、幼稚園で習った具体的な内容というのは、あまり記憶に残っていません。
でも今思えば、〝挨拶や返事は元気よく”、“みんな仲良く”、“毎日の食事に感謝”といった「人として」といった根幹教育は、日常、園長先生をはじめ、厳しくも優しかった諸先生方と触れ合う中で、自然と刷り込まれていったように思います。
・・・
携帯電話などなかった当時、友達を誘う時は、当然自宅に電話。当然、親御さんが電話に出る。
こんな当たり前の日常を通じて、学校では教わらない大人への言葉遣いや礼儀作法が身に付いたりと。
部活もしかり、恋愛もしかり。
授業という枠組みの中で日々詰め込まれた内容よりも、自分が尊敬する先生や先輩から教わった何気ない教えや、好きな人から言われた一言の方が、アインシュタイン博士の言う「なお残っているもの」に近いのかもしれません。
あの松下幸之助翁も言っています。
叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。(リンクは、この言葉を用いた「朝礼スピーチ実例」です)
自分を叱ってくれる貴重な存在を毛嫌いしたり、また、嫌われたくない一心から人を叱ること自体を避けてしまったりと、人と人との関わり合いが希薄になりがちな現代社会だからこそ、アインシュタイン博士や松下幸之助翁の名言の奥深さが、一層際立つのかもしれませんね。
朝礼ネタ・朝礼スピーチの定番「自らの体験談」と「名言・格言引用」
朝礼ネタ・朝礼スピーチにおいて、「自らの体験談」と「名言・格言引用」はどちらも定番です。
ただ、「自らの体験談」だけではオチに乏しく、「名言・格言引用」のみでは固すぎる印象に終始しがちです。
そこで、「自らの体験談」で聞き手の関心をひき、そこから得られた教訓を「名言・格言引用」で締めくくるという流れが組めると、どちらか一方を話すよりも、格段に説得力が増します。
朝礼スピーチに引用したい名言・格言集 【スピーチ実例つき】(参考)
また、休暇中の出来事や思い出には朝礼ネタが満載です。日頃、朝礼ネタに困ることが多いようでしたら、長期休暇中、少し意識してみるといいかもしれません。
連休・休暇中はスピーチネタの宝庫 ~何気ないメモが最高のネタ帳に~(参考)
・・・
さて、あなたにとっての“園長先生”は、どんな方でしょうか?
その人は、単に優しいだけの方でしたでしょうか? きっと、違うと思います。
その人こそが、あなたの目指すべき理想の上司像かもしれません。
と自戒を込めて…。
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