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【そのまま使える朝礼ネタ】営業マンにとって「売れると楽しい」=「売れないとつまらない」~プロ意識の重要性~
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
今日はですね、僕が社会人1年生の時、会社や仕事に少しずつ慣れてきた頃に、
上司から言われてとても印象的だった言葉を紹介したいと思います。
言葉というより会話なんですが、こんな感じです。
(上司)「なぁ、〇〇(私の名前)、仕事楽しいか?」
(自分)「やっぱ営業ですから、売れると楽しいです!」
(上司)「おっ、そーか。でもそれって、売れないと仕事がつまらないということか?」
(自分)「いや、そういうわけではなんですけど…」
と、こんな感じで始まった会話だったんですが、更に上司は次のように話を続けました。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
(以下、上司の言葉)
「僕らはみんな、お金をもらって働いてる以上、形はどうあれ
“プロ”なんだよね。
でも実際には、時間から時間まで働いて、はいお疲れ!
と家に帰ってテレビ見たりゲームしたり、で、休日ものんびりと。
ちょっと大袈裟な例えだけど、もし自分がプロ野球選手だったら、
家に帰っても素振りや筋トレ、多分、誰に言われなくてもやるでしょ?
まぁ、僕らはプロ野球選手ほどの“プロ意識”は求められていないかもしれないけど、
この“プロ意識”っていうのを持っているとね、売れてる時は更に売ろうと努力するし、
売れない時も夢中に打ち込めるんだよね。
要するに、
“プロ意識”がしっかりしているとね、売れてる時も売れてない時も、
楽しいとかつまらないとかいう、その場の感情に左右されずに、目標に向かって
突き進めたりするんだよねー。
だって、どんな優秀な営業マンでも、毎日毎日すごい結果を出し続けられるわけじゃないし、
正直なところ、思うように売れない日の方が実際は多いでしょ。」
・・・
と、うろ覚えではありますが、こんな感じの話でした。
紹介が遅れましたが、この上司。全国に2~300人の営業マンがいた当時、
常にトップテンに入る、超優秀な営業マンだったんですね。
社会人1年生の当時の僕にとってはですね、ついこの間まで学生だったということあって、
どうしても給料を時間換算してしまう浅はかさというか、若さというか、何て言うんでしょうね、
いわゆる上司の言う“プロ意識”なんて、これっぽっちもなかったわけです。
で、その結果、「仕事楽しいか?」と、突然聞かれた時の答えが、
「売れたら楽しい。売れないとつまらない。」と、いかにも短絡的だったわけですね。
さすがに、「売れないとつまらない」とは口には出していませんでしたが、
上司には全てお見通し。だからこそ“プロ意識”という貴重なお話を頂けたんだと思います。
・・・
さて、僕の思い出話はここまでにしてですね、“プロ意識”。
“プロ”という言葉を改めて辞書で引いてみると、
ある物事を職業として行い、それで生計を立てている人。と書いてあります。
改めて、僕らみんな“プロ”なんですね。そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
最後にしますが、僕ら営業マンにとっては、どうしても好不調の波が
ついて回るのは、ある意味仕方がないことだと思います。
でもこれ、改めて考えてみるとですね、
好不調なのは「結果」の部分であって
「意識」の部分じゃないんですね。
例えば、上司の話にも登場したプロ野球選手。
彼らにとっての好不調の波というのは、僕ら以上に相当大きいと思うんですが、
だからと言って、不調の時=(イコール)練習してないとか、サボってるとか、
イヤイヤやってるわけじゃ、決してないですよね。
むしろ、そんな時こそ、人一倍、練習しまっくて好調という「結果」を取り戻すわけですね。
要するに、プロであれば、好調時も不調時も、意識だけは常に高いレベルをキープしている。
プロであれば、「結果」は多少ぶれることがあっても「意識」は絶対にぶれない。これが、僕が社会人1年生の時、尊敬する上司から教わった、とても大切な考え方です。
今日の朝礼は、自分自身に対する自戒の念を込めての話となりましたが、
ぜひみなさんもですね、“プロ意識”というものを、改めて自覚されてみてほしいと思います。
それでは、今日も1日頑張っていきましょう。
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