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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「チャンスは貯蓄できない!」 ~ 樋口廣太郎 ~
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
今日はですね、ある格言を用いて、身近な話題を振り返ってみようと思います。
その格言とは・・・
「チャンスは貯蓄できない!」という言葉です。
ご存じの方も多いかもしれませんが、これは、
あの樋口廣太郎(ひぐちひろたろう)氏の言葉ですね。
樋口廣太郎氏と言えば、ビール好きのお父さんが足を向けて寝られない人物、
あのアサヒスーパードライの生みの親でもある、アサヒビール中興の祖ですね。
中興の祖。ご存じの方は聞き流して頂いて結構なんですが、
樋口氏はアサヒビール社の生え抜き社員ではありません。
京都大学を卒業後、住友銀行に入行、副頭取まで登りつめています。
その輝かしい経歴にあぐらをかくでもなく、還暦の頃、アサヒビールの社長に就任、
翌年にアサヒスーパードライを発売、大ヒットさせた人物です。
その樋口氏の残した格言。
「チャンスは貯蓄できない!」自らが銀行の副頭取から、民間企業の社長へと転身を果たしたその経験が、
この言葉の語気を強めているようにも感じ取れますね。
樋口氏の回し者のような話になってしまいましたが・・・
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
「チャンス」って目に見えないんですよね。だから僕のような凡人は・・・
「貯蓄できない」以前に、それを逃したことにすら気付かない
なんてことが、ざらにあるわけですね。
そんな僕のために、こんないい言葉がありました。
ちょっと長いんですが・・・
「チャンスは前頭だけに髪の毛があり、後ろ頭は禿げている。
もしこれに出会ったら前髪を捕らえよ。
一度逃がしたら、神様でもこれを捕らえることはできぬ」フランス・ルネサンスに名を残す、医師でもあったラブレーが残した言葉だそうです。
要するに
『「チャンス」を目に見えるものにたとえている』わけですね。
しかも、インパクト充分、正体不明の「生き物」として。
前だけ髪があって、後ろが剥げている・・・ まさに「化け物」ですねー。
具体的に想像したくはありませんが、実に覚えやすいたとえだったものですから、
記憶力に自信のない僕でも、このラブレーの言葉。しっかり覚えられたんだと思います。
で、この「チャンス」という生き物。
僕の勝手な想像なんですが、突如として現れ・・・
そうかと思うと、突然ものすごい勢いでこちらに向かって突進してきて・・・
まさに、すれ違いざま、そいつの前髪を掴む一瞬を逃したら終わり。
そんなイメージでしょうか。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
難しい格言や名言もですね、自分なりの解釈や想像力を加えることで、
すんなりと自分に当てはまったりするんですね。
今回引用させて頂いた、
「チャンスは貯蓄できない!」僕が何か怪しい目つきをしていたら、決して機嫌とか具合が悪いのではなく、
例の「化け物」が、今まさに突進してきているんだなと思ってもらえれば、
と思います。
最後にしますが、
「あの時あーしてれば、こうならなかったのになー」って、よくある話です。
その、「あの時」というのが、要するに「チャンス」だったわけですよね。
さすがに全部は分からないと思いますが、意識的に「チャンス」が見えるようになると、
普段、何げなく過ごしている時間にも、メリハリがついたりしますので、ぜひみなさんも、
楽しむくらいの気持ちで、化け物の前髪をつかんでみてほしいと思います。
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