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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「五月病」と「サザエさん症候群」と「厳しさ」と「優しさ」
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
新入社員の皆さんも、少しは職場の環境に慣れてきた頃かと思いますが、いかがでしょうか?
入社2~3日は、息するだけでもしんどいといった極度の緊張もあったかもしれませんが、そうした緊張感というのも1つの社会勉強だと感じてもらえればと思います。
で、今月もあと少し頑張れば、しばしのご褒美、ゴールデンウィークがやってきます。
が、そこで
ぜひ気を付けて頂きたいのが「五月病」です。五月病と言えば、4月に入社した新入社員が、新しい環境に適応できずに精神的にまいってしまってですね、ゴールデンウィーク休み中にその緊張の糸が切れ、連休明けの出社が億劫(おっくう)になってしまう症状。
これが「五月病」の一般的な説明といったところでしょうか。
五月病について、もう少し詳しく解説しています。
【朝礼ネタ】五月病の正体 ~五月病マリオってご存知ですか~
ただ最近では、働き方やライフスタイルの多様化から、ちょっと冗談のような話ですが、「五月病」だけでなくですね、「一月病」「二月病」から「十二月病」まで、1月~12月までフルラインナップされているとも聞きます。
こんな感じです。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
のんびりとした正月ムードから抜け出せずにかかってしまう「一月病」。
クリスマスを一人で過ごす孤独感によって発症するという「十二月病」。
同じくバレンタインデーなら「二月病」、ホワイトデーなら「三月病」。
先輩社員も含め、思い当たるフシはありますでしょうか?
・・・
ま、冗談はさておき、そもそも「五月病」という言葉自体は正式な病名ではなく、しっかりとした定義もないそうです。
ただ、冗談で笑い飛ばせる程度なら問題ありませんが、症状がひどい場合は、「適応障害」や「うつ病」と言った、れっきとした精神疾患として扱われてですね、専門医の間では「無気力症候群」などと呼ばれることもあるそうです。
五月病と聞くと、何だか「怠け病」のような印象がありますが、実際、本気で症状に苦しんでいる新入社員がいるということを知っておくとともにですね、先輩社員たちは、そうならないための周囲への気遣いを大切にしてほしいと思います。
言うまでもありませんが、周囲への気遣いと言っても、単に新人を甘やかすということでは、決してありません。最初に言った通りですね、新入社員にとっては緊張感も大事な経験です。
新入社員の皆さんもですね、
今は社会人としては一番の後輩かもしれませんが、つい先日の学生生活では、一番の先輩としてたくさんの後輩を見てきたはずです。その中で、甘やかされて育った人と、厳しく育てられた人、それこそ色んなタイプの人を見てきたはずです。
ですので、改めてですね、
「厳しさこそが本当の優しさである」ということに、一日でも早く気付きをしてもらいたいなーと思います。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
さて、ちょっと厳しい話に聞こえたかもしれませんが、
「厳しさ=優しさ」です。
五月病は、ゴールデンウィークを挟んだ特有の症状のようですが、5月に限らず、毎週毎週土日休みの度に月曜からの出社が憂鬱になる症状のことを「サザエさん症候群」と呼ぶそうですね。
日曜の夕方、「サザエさん」を見るくらいの時間になって急に、「明日からイヤだなー」と症状が現れることから、こう呼ばれるようです。
年に1回の「五月病」どころか、毎週毎週土日休みの度に「サザエさん症候群」にかかっているようでは、仕事にやりがいも楽しさも見い出せるはずもありません。
最後にしますが、新入社員の皆さんはですね、今、目の前、覚えなきゃならない「実務」がたくさんあると思います。ですが、それと同じくらいですね、
活き活きと仕事している先輩社員たちの、『仕事に対する「姿勢」や「考え方」』も、ぜひ一緒に、真剣に学んでいくようにしてみてください。そうすれば、仕事と休みのメリハリがしっかりと身に付いて、きっと有意義なゴールデンウィークを迎えられるようになるはずです。
そんな、
「実務だけでなく、姿勢・考え方を学ぶ」。常に頭の片隅において頂いてですね、今週も精一杯、頑張っていきましょう。
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