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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。」 ~ 映画「八月の鯨」 ~
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
今日はですね、ある映画の名ゼリフを用いて、身近な話題を振り返ってみようと
思います。その名ゼリフとは・・・
「人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。」という言葉です。
このセリフが語られる映画というのは、
「八月の鯨」というアメリカの作品。
小さな島の別荘で夏を送る老姉妹のささやかな日常と人間関係を描いた作品で、
日本では、1988年の公開され、31週間という異例のロングラン大ヒット、
連日満員で社会現象にまでなった映画なんです。
あ、映画のうんちくはどうでもよかったですね。すみません。
で、このセリフなんですが…
映画の中で、老姉妹の姉が語った一節だったようですが、ある程度、
年配の方が言わないとしっくりこないものですが、とても感慨深い言葉だったので、
今日、お話させて頂くことにしました。
二十歳そこらの若者が、
「人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。」なんて言おうものなら、
「要するに、学生時代、グレてたのね」って言われるのがオチですからね。
・・・
さて、
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
この
「八月の鯨」に登場するお姉さん。
80歳くらいの設定なんですが、人生の半分、
つまり40年はトラブルと言ってるわけです。
この人、さぞかし、大変な人生だったんでしょうねー。・・・
って、文字通り受け止めても仕方がありませんので、少し前向きな話をしたいと思います。
では、具体的に・・・
何か物凄い嫌なことや辛いことがあった時。誰だって落ち込みますよね。どう足掻いても、すぐに忘れられそうにない。
そんな経験、誰もがあると思います。
でも、いつの間にか忘れている。そんな経験も、同じく誰もが味わっているはずです。
これ、「時間が解決してくれた」と言えばそれまでなんですが、僕はちょっと違うと思うんですね。
例えばですね、実際に物凄い嫌なことや辛いことがあった時。
それ以降、他に何もせずに、ずーーーっと、そのことばかり考えていても、
時間が解決してくれると思ったら大間違い。ますます落ち込んだりするものですよね。
要するに、何か別のことに打ち込むことによって、記憶が上書きされてですね、
その結果として、忘れたことになると思うんですね。
要するに、何かトラブルがあっても、それを挽回するための、
もっと楽しい時間が残されている。僕は、そんな風に受け取ったわけです。
もっと言ってしまえばですね、
「トラブル」という言葉を「楽しみ」とか「喜び」に替えてもいいかなと。
「人生の半分は『楽しみ』で、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。」 これじゃ、おかしいですね。
「人生の半分は『楽しみ』で、あとの半分はそれを得るためにある。」 と言えば、しっくり来ますかね。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
最後にしますが、実際にですね、四六時中「楽しい」って言う人はいませんし、
楽しそうな人ほど、陰では、それ相応の努力をしているものですよね。
人生の半分はトラブル。これだけ聞くと、お先真っ暗な感じがしてしまいますが、
今回のような名ゼリフと呼ばれるものは、自分なりに解釈してですね、
自分の生活や性格に当てはめて考えてみると、案外面白かったりします。
ちなみに今日の私のスケジュールは、午前中がクレームのあったお客様へのお詫び訪問。
つまり、今日の半分がトラブルです。
しっかりとお詫びして、午後、変に引きずることのないよう、毅然と仕事したいと思います。
と、口で言うのは簡単ですが、実際には、帰社後、誰かに慰めてほしいです。宜しくお願いします。
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