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【朝礼スピーチ実例】名言・格言引用 「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」

読了までの目安時間:約 5分

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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」 ~ フランシス・ベーコン ~

「朝礼スピーチ実例・例文」の活用方法と注意点(※お時間があれば先にご覧ください)

そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~


スピーチ(つかみ)今日はですね、ある名言を用いて、身近な話題を振り返ってみようと思います。
その名言とは・・・

「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」
という言葉です。

これ、「知識は力なり」の名言で有名なイギリスの哲学者、
フランシス・ベーコンの言葉なんですが、もっと分かりやすい言葉、
普段、皆さんもよくお使いだと思います。何だと思います?

・・・

(そう、)「急がば回れ」です。

友人との会話で、『そういう時は、「急がば回れ」だねー」』は、ごくごく自然ですが、
友人との会話で、『そういう時は、「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、
たいてい一番悪い道だ。」』
は極めて不自然、下手したら嫌われてしまいますね。

難しい格言や名言って、目や耳にすることはあっても、意外と口にする機会って少ないものです。
ですので今日は、この朝礼の場をお借りして、敢えて口にしてみました。

さて…





そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~


スピーチ(展開)一番近い道は、たいてい一番悪い道。

皆さんの中にはいないと思いますが、中には、屁理屈をごねる人も
いるかもしれませんね。

大阪から東京に向かうのに、わざわざ沖縄を経由して羽田に向かう必要
ないじゃないですか。みたいな、屁理屈。

新宿から渋谷に行くのに、山手線使わずにわざわざ小田急で下北沢に向かい・・・
もういいですね。

そういう人には、「お前は電車か!」と優しく一喝してあげてください。

飛行機や電車、つまり乗り物は、最短・最速が良いものと相場が決まっていますが、
人生、つまり僕たちの言動は、早ければ良いということばかりじゃないですからね。

改めて・・・

フランシス・ベーコンの言う近道というのは、簡単な方法や手段のこと、言い換えれば、
「誰もがやっていること」や「誰でもできること」を指しているような気がするんですね。
近道という言葉を、「安易」とか「楽」に置き換えれば、もっと身近に感じると思います。


例えば、上司にコピーを頼まれたとします。

一番の近道は、「断ること」。
ですが、これが一番悪い道になることは言われなくても分かりますね。なので除きます。

この場合、一般的な近道は、言われたことをするだけ。つまり、コピー1枚とって、はい終了。
これ、誰にでもできます。今日入社した新入社員にだってできますね。

では、ここで言う遠回り、つまり面倒でもやった方がいいことって何でしょう?

・・・

・・・

今、皆さんの頭に思い浮かんでいる答え、全てが正解だと思います。

例えば、頼まれた時に、
「何部ご入り用でしょうか」「まとめてホチキス止めなどをしなくても大丈夫でしょうか」

そしてコピー終了後、
「他に何かお手伝いできることはありますでしょうか」

どれも正解です。
自分が上司だとして、言われたりされたりして嬉しく感じるようなことなら、全部正解です。

そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~


スピーチ(オチ)今回引用させて頂いた、
「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」

という言葉。

改めて、考えてみると、「急がば回れ」と同じようであって、
微妙に伝わるものが違うことに、私自身気付かされました。

・・・

小学生の頃、遠回りして帰った記憶、誰にでもあるんじゃないかと思います。
大人から見れば、何でもないことも、その時は大冒険だったはずです。
で、何か新たな発見があったはずですよね。

大人になり、社会人になり、同じことの繰り返しのような生活をしていればしているほど、
僕だけかも知れませんが、楽な方、楽な方を選んでしまいがちです。


結果、周囲と自分との差別化が何一つ図れなくなり、その他大勢の1人として埋もれてしまう。
ベテランの社員が、新人でも出来るようなことしかできない・・・

ゾッとしますよね。

最後にしますが、今朝、いつもの通勤路が事故で大渋滞。
早速、遠回りしたおかげで、遅刻せずに済みました。

これ、さっきお話させて頂いた屁理屈レベルですね。事故にはくれぐれも気を付けるとともに、
皆さんもぜひ、「人に喜ばれる遠回り」を意識してみてください。


 

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