朝礼・スピーチの悩み解消！

【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文　「今日という日はもう二度と来ない！」～ ダンテ ～　「いつかできることは、すべて今日でもできる！」～ モンテーニュ ～

そのまま使える朝礼ネタ　～朝礼スピーチの切り出し・つかみ～

今日はですね、ある格言を用いて、身近な話題を振り返ってみようと思います。
その格言とは・・・

「今日という日はもう二度と来ない！」という言葉です。

もしかしたら一度や二度は聞いたことがある言葉かもしれません。
これ、あの有名なイタリアの詩人ダンテの言葉なんですね。

ただ実際、「今日という日はもう二度と来ない！」といきなり言われてもですね、
毎日、明日が当たり前にやってくると思い込んでいる私たちにとっては、
少々現実味に欠ける言葉かもしれません。

ですので・・・

そのまま使える朝礼ネタ　～朝礼スピーチの本題・展開～

もう一つ引用したい格言があります。それは・・・

「いつかできることは、すべて今日でもできる！」という
フランスの哲学者モンテーニュの言葉です。

皆さんも、「今日はここまででいいや。あとは明日やろう。」ってこと、
結構ありませんか？

子供たちの夏休みの宿題で言えば、一般的に8/30まで使える言い訳ですね。

しかし、8/31になれば、彼らに「明日」はありません。もう、必死です。
普段見たこともないような集中力を発揮して、宿敵ならぬ宿題と格闘します。

それを見て、普段から8/31のような集中力をもって毎日勉強してくれたらなあ。は、
親の身勝手かもしれませんが、子供たち以上に大人の私たちはどうだろうと、
ふと考えてみたんですね。

月給を頂いて働いている私たち。

会議資料の作成だったり、取引先のプレゼン準備だったり、納期厳守の製品だったり、
これらは否が応でも「明日」はありません。

ただ、そういう仕事ばかりではないのが日常です。
同じ会社で働いていながら・・・

かたや、今日できることを、しっかりと今日中にこなし、
かたや、今日できることを、明日以降に先延ばししている。

仮に同じ月給で働いている社員だとしたら、前者は嫌気がさして会社を去ってしまうかもしれません。
後者だけが残った会社。明らかにやばそうですよね。

今日やらなければいけない仕事を今日やるのは当たり前です。

要は、「明日に先延ばししても支障がない仕事」にこそ、
その人の、仕事に対する姿勢が現れるんだなと、感じたんですね。

とは言うものの、私だけかもしれませんが、人間、そんな都合よくできてませんから、
息抜きも必要、なんて言ったら叱られますね。

「メリハリ」が大事だと思います。

今日できることを明日に先延ばししてしまった結果、
「お前、今日忙しそうだから、これ、他のやつに頼むわ」と、
重要な案件が目の前を通り過ぎていってしまうかもしれませんからね。

そのまま使える朝礼ネタ　～朝礼スピーチの結び・オチ～

最後にしますが、今日お話させて頂いた、二つの格言。

「今日という日はもう二度と来ない！」と、
「いつかできることは、すべて今日でもできる！」

結構、引用されているスピーチが多いようなんですが、その多くがですね・・・

明日死ぬと分かっていたら今日どうする？　みたいな話の展開が多いようで、
私がそういった類の話をしてしまうと、朝から空気を重くしてしまうと思いましたので、
今日は、身近な話題に置き換えてお話させて頂きました。

遊び呆けた8/31の子供たちみたいにならない程度に、日々緊張感を持った仕事をしたいな。
二つの格言から、私はそんな風に感じました。

さっそく朝礼が終わり次第、今日「は」張り切って仕事しようと思います。