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【会話ネタ】「たちつてとなかにはいれ」の効果と副作用 ~初対面で会話ネタに困った時~

読了までの目安時間:約 7分

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【会話ネタ】初対面 会話の特効薬「たちつてとなかにはいれ」 使用上の注意


たちつてとなかにはいれたちつてとなかにはいれ

初対面の相手や、あまり親しくない相手等、まだ面識の浅い人とのコミュニケーション。

会話ネタに困って、妙な沈黙。流れた経験、流した経験、きっとあなたもお持ちだと思います。

そんな状況に備えて心得ておきたい会話ネタの覚え方、それが「たちつてとなかにはいれ」です。

困った時の会話ネタ「たちつてとなかにはいれ」 他にも…


初対面で会話に困った時のネタは「たちつてとなかにはいれ」以外にも、「木戸に立てかけし衣食住」「楽しく話すコツ」など、様々なバリエーションがあります。

では、それぞれの意味を具体的に見てみましょう。





たちつてとなかにはいれ

たちつてと中に入れた ⇒ 食べ物
ち ⇒ 地域
つ ⇒ 通勤・通学
て ⇒ 天気
と ⇒ 富(景気)
な ⇒ 名前
か ⇒ 体
に ⇒ ニュース
は ⇒ はやり
い ⇒ 異性
れ ⇒ レジャー



きどにたてかけし衣食住

木戸に立て掛けし衣食住き ⇒ 季節
ど ⇒ 道楽
に ⇒ ニュース
た ⇒ 旅
て ⇒ 天気・テレビ
か ⇒ 家族・家庭
け ⇒ 健康
し ⇒ 仕事
衣 ⇒ 衣服
食 ⇒ 食べ物
住 ⇒ 住居



たのしくはなすこつ

楽しく話すコツた ⇒ 旅
の ⇒ 乗り物
し ⇒ 仕事、趣味
く ⇒ 国(故郷)
は ⇒ はやり
な ⇒ 長生き、健康
す ⇒ スポーツ
こ ⇒ 子供
つ ⇒ 通信(ニュース・社会問題等)



初対面で3大タブーと言われる「政治・宗教・プロ野球」 これ本当?


初対面の相手との話題において、よくタブー視される話題が「政治・宗教・プロ野球」

【政治】
あなたが特定の政党や政治家、また政策等を批判する発言をした場合、相手がその支持者だった。逆に、あなたが支持者で相手が批判者だった。

どちらも気まずい空気に包まれると思います。

【宗教】
本人が絶対的なものとして信じ崇めているもの、それが宗教・信仰です。

あなたには怪しく映る宗教でも、相手は絶対的な信者かもしれません。それが初対面の怖さです。

【プロ野球】
そもそも、プロ野球自体に全く無関心の人もいれば、熱狂的な人もいます。そもそも、この両者では会話がかみ合うはずもありません。

それ以上に、後者の場合で、例えば「熱狂的な巨人ファン」と「筋金入りのアンチ巨人」では会話ではなく喧嘩になりかねません。

・・・

当たり前のことですが、「初対面の相手との会話」というのはつまり、相手の信条や考え方、趣味嗜好等がまるで分かっていない状態。

そんな中、あなたに何の悪気がなくても、無意識に差別や偏見につながってしまう可能性のある話題、それが「政治・宗教・プロ野球」というわけですね。

ただ・・・

営業や接待など相手の機嫌を損なうと実害や不利益を被るような緊迫した状況での会話と、友人の紹介で知り合った気さくな関係の相手との会話などとでは、全く空気も異なります。

逆に、営業や接待でタブーだからと言って、相手が政治の話をしてきたにも関わらず、心の中で「政治はタブー、政治はタブー、政治はタブー」と呪文のように唱え、無理矢理話題をすり変えようとしたり、適当に相槌を打とうものなら、おそらく、相手に嫌われるか、「政治に無関心・無知」のレッテルを貼られるかのいずれかだと思います。

「たちつてとなかにはいれ」等は事前準備あってこその会話ネタ


3大タブーと言われる「政治・宗教・プロ野球」に限らず、先述の「たちつてとなかにはいれ」「きどにたてかけし衣食住」「たのしくはなすこつ」に沿った話題であっても、無意識の内に相手に不愉快な思いをさせてしまったり、差別につながってしまうケースも十分に考えられます。

例えば、出身地や出身校、身体的特徴やコンプレックス。「たちつてとなかにはいれ」で言うところの「ち(地域)」「つ(通学)」「か(からだ)」辺りに該当してきますね。

こういったことにも配慮した上で・・・

「たちつてとなかにはいれ」なら「たちつてとなかにはいれ」で、それに沿ったあなたなりの簡単なメモやセリフ集を作っておいたり、「たちつてとなかにはいれ」に関する話題には常に関心を寄せ、あなたなりに情報を更新しておくよう心掛けることが大切です。

そういったちょっとした備忘録は、いざという時に必ず役に立ちますし、何よりそれらの知識・情報は、あなたの雑学力として、しっかりと蓄積されていきます。

・・・

例えば、ありがちなところで「て⇒天気」の話

あなた 「今日はいい天気ですね」
相 手 「そうですね・・・」


はい、3秒で会話終了 です。

せめて、週末を含めた週間予報に気を配っておくだけでも・・・

あなた 「今日はいい天気ですね」
相 手 「そうですね・・・」
あなた 「今週はずっといい天気が続くようですね。週末どっか行かれるんですか」


相 手 ≪ケース1≫「○○に行こうかと思ってるんですよね」
※こうなれば○○についてだけで、十分会話が成り立ちます。

相 手 ≪ケース2≫「いやあ、特に予定ないんですよね」
※皆が皆、週末に予定などないものです。

あなた 「僕もなんですよ。どっちかというとインドア派な方でして・・・」
あなた 「●●に夢中になってると、あっという間に休みが終わっちゃうんですよね」

※●●について話すなり、相手の趣味を聞き出すなり、臨機応変に。

・・・

あくまで「たちつてとなかにはいれ」等は、会話のきっかけ作り。それぞれの話題に中身がなければ、会話は「はずむ」どころか「はずす」の連続です。

情報や知識の更新なんていうと敷居が高いですが、今回の天気の話で言えば、情報は「今週末も天気が良い」程度のものです。大したことじゃありません。

でも、この「ちょっとした情報」を知っているだけで、先程の「今日はいい天気ですね」「そうですね」といった単なる『社交辞令』が『会話』に発展します。会話のきっかけなんて、まずはこれで十分だと思います。

情報や知識という言葉を意識するあまり、突然、気象予報士顔負けのうんちくを披露されても、聞いてる方がリアクションに困ります、よね?

最後に、

初対面の相手や面識の浅い相手との会話は、ネタや内容ももちろん大切ですが、初対面の人を初対面と思わないように意識する。これもよく言われている対策の1つだそう。

馴れ馴れしいと嫌われるか、気さくに親しんでもらえるか。諸刃な部分もありますが、お互いが気まずい沈黙に支配されるよりはマシかもしれません。

ご参考まで、です。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。



 

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