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【そのまま使える朝礼ネタ】朝礼スピーチ例文 ランドセルが夏休みに売れる理由とは?
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの切り出し・つかみ~
おはようございます。
先日、出勤途中にすれ違った小学生の男の子二人組がですね、
「倍返しだー!」なんて楽しそうに叫んでました。
分かる人には分かると思いますが、テレビの影響って怖いですねー。
さて、テレビの話はおいといてですね、男の子たちとのすれ違いざま、
ランドセルに目が止まったんです。
ランドセルと言えば、「男は黒、女は赤」というのに何の疑いもなく育ってきた
世代なものですから、カラフルなランドセルに、ついつい目が行ってしまったんですね。
ところで、このランドセル。
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、夏によく売れるそうなんですね。
入学式は4月なのに、「夏に」です。
なぜ、ランドセルが夏に売れるのか?
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの本題・展開~
実はこれ、売れる理由というより、売った理由と言った方が
正しいかもしれません。
ランドセルって結構しますよね。平気で4~5万はします。
そんな中ですね、ランドセルが祖父母から孫へのプレゼントという形で
購入されるケースが多いという統計データがあったそうなんですね。
で、
孫が、田舎のおじいちゃん・おばあちゃんに会う機会が
最も多いのが夏休みなわけです。そこに目を付けたあるメーカーが、夏休み前くらいからランドセルのCMを流し始めたところ、
見事思惑通り、祖父母世代のランドセル購入が急増したそうなんですね。
そして、この流れが業界内ですっかり定着してですね、今に至ったようです。
これが、「ランドセルが夏に売れる理由」の答えでした。
・・・
ただですね、最近では、さっきのすれ違った小学生の話ではないですが、
ランドセルと言えば、色も様々、デザインも個性的。
一昔前の「男は黒、女は赤、あとは家計事情に合わせて値段決定」みたいな
僕らの時代と違ってですね、今は、早めに欲しい色やデザインを品定めしないと、
売り切れてしまうなんてこともあるわけですね。
ですので、最近では更に売り出し時期が早まっている傾向もあるようです。
メーカー自身の仕掛けで、夏に売上を伸ばしたまでは大成功だったわけですが、
ランドセルの色やデザインの多様化が進めば、当然、大量生産が難しくもなるでしょうし、
ただでさえ、少子化の世の中です。
どの業界も同じだと思いますが、常に変化への対応が求められるわけですね。
そのまま使える朝礼ネタ ~朝礼スピーチの結び・オチ~
ランドセル業界の回し者のようなお話になってしまいましたが、
何もこれはランドセルに限ったことではなくてですね、
有名なところでは、バレンタインデーのチョコや、ジューンブライド辺りも
チョコレート業界やブライダル業界が仕掛けたもの、なんてよく言われています。
僕らは、全く違う業界で仕事をしているわけですが、会社組織である以上、
お客様にモノやサービスを買って頂くという点は、同じです。
以前、ある先輩によく言われていた印象的な言葉があります。
「なぁ、○○(私の名前)、今日のお前の売上って、
『売ったんだと思う?』それとも『売れたんだと思う?』」すみません、ちょっと伝わりづらいかもしれませんが、
要するに『売れた売上』ばかりでは、偶然的な要素が多くて次に活かせない。
で、『売れたではなく売った売上』と自信をもって言うためには、当然その根拠があるはずなんです。
その根拠、つまり工夫や努力といったプロセスをしっかりと評価してくれる先輩だったんですね。
ランドセルで言えば、偶然夏に売れたのではなくて、必然的に夏に売ったわけです。世の中の仕組みや仕掛けには、案外、自分たちの仕事にも応用が利くヒントがあったりします。
今日は、「ランドセルが夏に売れる理由」を例にとってお話させて頂きましたが、
自分の身の回り、趣味でも何でもいいと思います。なぜ「それ」が売れているのかを、ちょっと
考えてみるだけでも、面白い気付きや、自分の仕事に活かせるアイデアが浮かぶかもしれません。
すれ違った小学生のランドセルの話題から、随分と話が飛躍してしまいましたが、
せっかくですので、「売れた」と「売った」の違いを少しだけ意識するようにして頂いてですね、
今日もみんなで頑張っていきましょう。
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