朝礼・スピーチの悩み解消!

朝礼ネタ・スピーチネタのコンビニ

ネタのコンビニ

【朝礼ネタ】金魚鉢の法則とは? ~金魚の寿命ってご存知ですか?~(スピーチ実例つき)

読了までの目安時間:約 6分

スポンサーリンク

【朝礼ネタ】金魚鉢の法則ってご存知ですか? 1つは有名かもしれません


金魚鉢今回の朝礼ネタは「金魚鉢の法則」。

金魚は金魚鉢の大きさによって体型が変わると
言われています。

小さな金魚鉢では、小さな金魚のまま。
大きな金魚鉢では、大きな金魚へと成長。

これを「金魚鉢の法則」と呼ぶそうです。

金魚鉢を「会社の規模」に例えてみたり、「自身の器の大きさ」に例えてみたり、と。
これ、どこかで聞いたことがある話(法則)かもしれません。
ただ、この「金魚鉢の法則」。誰が言った法則なのかが、どうも釈然としません。

ので、少し調べてみました。





「金魚鉢の法則」は誰が言った?


わかりませんでした。

・・・

ただ、少し調べていくうちに、「島(しま)の法則」という言葉に行き当たりました。

この「島の法則」。学説的には「島嶼化(とうしょか)」と表現され、提唱者の名を取って
フォスターの法則とも呼ばれる生物学における学説の1つです。

【 島嶼(とうしょ)⇒「島」は大きなしま「嶼」は小さなしまの意 ⇒ 大小のしまじま 】

極めて簡単に言うところの「大陸部に比べ島嶼部においては、大型動物は小さくなり、
小型動物は大きくなる傾向がある」という法則が「島の法則」です。

島嶼部においては、大型動物は餌資源が少ないため矮小化し、小型動物は天敵が少ないため巨大化する
と言えば分かりやすいでしょうか(本来の説明はもう少し複雑です)。

この「島の法則」が意訳、アレンジ、大人の都合等を経て「金魚鉢の法則」になったのではないかと
筆者は勝手に想像することにします。

・・・

さて、金魚鉢自体あまり見かけなくなった昨今ですが、幼少時は友人宅の玄関に結構な割合で
置いてあったように思い出されます。

熱帯魚ブームの到来で、金魚鉢が大型水槽に成り代わっていく中、金魚鉢から大型水槽に引っ越したと
思われる金魚たちが「お前はフグかマンボウか?」とツッコミたくなるほど巨大化していた姿なんかも
記憶に残っていますね、筆者の世代には。

「金魚鉢の使用を禁止する条例」がローマにて発令!?


何年も前の話題ですので、真偽のほどは定かではありませんが、当時…

・ 金魚鉢の中から見た景色がゆがんで見えるため、金魚にとって苦痛。失明の危険性あり。
・ 無理な環境に住まわせることは虐待にあたる。

との理由から、「金魚鉢飼育禁止条例」が発令されたという(噂)。

この話題の真偽はさておき、
金魚は本来、体長30㎝程度まで成長し、寿命も10年~15年と言われています。
(※体長記録は59㎝・体重3㎏、寿命記録は45年 ウィキペディア「キンギョ」より)

金魚と言えば、夏祭りを機に各家庭へやってくるケースが大多数。
せいぜい、数㎝、ひと夏越せるかどうかといったイメージが一般的かもしれません。
結果として、金魚本来の寿命を、ご家庭で全うさせてあげられる方は圧倒的に少数と思われます。

「金魚鉢飼育禁止条例」、うなずける気がしてきました。

そもそも金魚は、フナの品種改良。中国三千年の歴史が作り上げた観賞魚。
本来、上から見ることを目的に改良が重ねられてきた金魚。横顔・横姿はあまりよろしくない。
大型の水槽を泳ぐフグ化・マンボウ化した金魚を横から見ても、「観賞魚」とは言い難いお姿。
見られる金魚だって、本来はフナとして河川を自由に泳ぎ回っていたかったはず。

「金魚にとって苦痛」、これもうなずける気がしてきました。

朝礼ネタとしての「金魚鉢の法則」(朝礼スピーチ実例)


金魚の体長や寿命、また、金魚の気持ちについて、朝礼の場で力説しても仕方ありませんので、
話を戻します。

朝礼スピーチのつかみの一例として、以下のように「金魚」を登場させることで、
以降の話が展開しやすくなると思います。

金魚鉢の法則って聞いたことありますでしょうか?

小さな金魚鉢では、小さな金魚のまま。
大きな金魚鉢では、大きな金魚へと成長するという法則です。

これ、会社組織全体でも、1個人でも同じことが言えるとよく言われています。

この法則にならってですね、とある有名な社長が、会社を立ち上げた頃から、
お札が100枚以上入る財布を使っていたそうで、今ではその財布がパンパンに
なるほど成長を遂げたなんて話も聞いたことがあります。

この話、自分たちに置き換えて考えてみるとですね・・・


もう一つ、「金魚鉢の法則」について、別の角度からの朝礼スピーチ実例。

我が家にやってきたばかりの金魚は、エサを入れると、ものすごい勢いで食いついてきます。
ところが、数日、数週間経つと、エサに反応しなくなります。
いつでも好きな時に食べればいいと、ぐうたらな金魚になってしまうんですね。

1か月後、別の金魚を新たに投入し、その後エサを入れるとどうなるか。

新たに投入された金魚は、われ先にエサに飛びつくんですね。当然です。
で、面白いことに、ぐうたら化した金魚もそれに釣られて、嘘のように動き出すんですねー。

これ、会社組織にも同じこと言えると思うんです。
新入社員が入ってきた途端に、それまでの態度が一変する人や、先輩風を吹かせる人・・・


★上2つのネタを実際に「朝礼スピーチ実例」としてまとめてみました(ご参考)
【朝礼スピーチ実例】「金魚鉢の法則」ってご存知ですか?


朝礼ネタとしての「金魚鉢の法則」。
使い方を誤ると自虐ネタになりかねませんので、くれぐれもご注意ください。

ところで、「金魚鉢の法則」を最初に命名した人、どなたかご存知ないでしょうか。
教えて頂けると嬉しいです。


 

同カテゴリーの記事紹介

コメントフォーム

お名前  

 

メールアドレス  

 

URL  

 

コメント

シェア数ランキング
人気記事ランキング(24時間)
カテゴリー